Ubuntu13.10のディスク3.8.2について
Ubuntu13.10でインストールされるディスクは、バージョン3.8.2に更新されています。ディスク3.8.2では、複数のディスク内のデータの一括消去や、「mdadm」によるソフトウェアRAIDの作成、外付けHDDの電源OFF機能などが追加されています。
ここでは主に変更点について記述します。
ただしUIデザイン(装飾)の変更や、一部メニューの表記の変更など、利用に際して影響のない変更は省略します。
例)ディスクを初期化 → 初期化
SMARTデータとテスト → SMARTのデータとセルフテスト
後、以前のバージョンと比較して日本語化が進んでいます。
ディスクとボリュームの情報画面の変更点
ディスクとボリュームの情報画面の変更点です。以前のバージョンは、「UI構成・ ディスクの情報・ ボリュームの情報」を参考にしてください。
1.パーティション構成
パーティションテーブルの形式が表示されるようになりました。MBR
「マスターブートレコード」と表示されます。GPT
「GUID パーティションテーブル」と表示されます。パーティションテーブルが存在しない
「パーティション構成」の項目自体が表示されません。2.内容
マウントポイントが表示されるようになりました。以前は「使用中」の項目にマウントポイントが表示されていましたが、このバージョンではマウントされているパーティションは「内容」にマウントポイントが表示されるようになりました。
マウントオプション画面の変更点
マウントオプション画面の変更点です。以前のバージョンは、「マウントオプションを設定する」を参考にしてください。
シンボリックリンクアイコン名
ボリュームのシンボリックリンクのアイコン名を指定します。アイコン名と同様に、アイコンテーマのアイコンファイル名(拡張子なし)を指定します。
補足
ユーザーインターフェースに表示しない
「ユーザーインターフェースに表示」が正しく、英語では「Show in user interface」と表記されます。このチェックボックスにチェックを入れると、「x-gvfs-show」オプションが追加されます。
マウントできなくなる
この画面で表示される設定を変更すると、ボリュームがマウントできなくなるなどトラブルが発生する可能性があります。普段は「自動マウントオプション」をオンにしておくと良いでしょう。