クリップボード(Clipboard)
「クリップボード」アドオンは、クリップボードの履歴を管理するアドオンです。クリップボードにコピーしたテキストを保持し、後でクリップボードの履歴からテキストを選択し、貼り付けることができます。
以前クリップボードの履歴を管理するアプリとして、「Clipit」や「Glipper」を紹介しましたが、同様の役割を持つアドオンです。
クリップボードの設定画面を開く
「クリップボード」アドオンの設定を行うには、「クリップボード」アドオンの設定画面を開く必要があります。「アドオン」の画面から「Clipboard」アドオンを選択し、「設定」ボタンをクリックします。
クリップボードの設定
「クリップボード」アドオンの設定画面です。「クリップボード」アドオンはデフォルトで有効になっており、すぐに利用することができます。
クリップボードの履歴をファイルに保存
クリップボードの履歴をファイルに保存し、次回起動時にクリップボードの履歴をファイルから読み込むかどうかの設定です。チェック オン
クリップボードの履歴をファイルに保存します。次回起動時(ログイン時)にクリップボードの履歴をファイルから読み込み、前回利用した履歴を利用できるようにします。
ファイルの中身は暗号化されません。
パスワードをコピーすれば、そのままテキスト形式でパスワードが履歴に保持され、ファイルに保存されます。
チェック オフ
クリップボードの履歴をファイルに保存しません。次回起動時(ログイン時)に前回利用した履歴は利用できません。
保存するクリップボード履歴の長さ
クリップボードの履歴の保持数です。最大で16個です。
クリップボード履歴リストのトリガー
クリップボードの履歴一覧を表示するショートカットキーを設定します。ショートカットキーは2種類設定することができます。
ショートカットキーの設定方法
ショートカットキーの設定は、ボタンをクリックすると以下のようにキーの組み合わせを入力する状態になるので、ショートカットキーに設定したいキーを押します。ショートカットキーを削除するには
ショートカットキーを削除するには、キーの組み合わせを入力する状態の時に「ESC」キーを押します。修飾キーを選択
クリップボードの履歴一覧の画面では、「修飾キー + 数値」キーの組み合わせでクリップボードの履歴を選択することができます。修飾キーとの組み合わせを以下のメニューから選択します。
修飾キー無しで「数値」キーによるクリップボードの履歴の選択も可能です。
また、クリップボードの履歴一覧の画面には、選択された修飾キーが表示されるようになります。
なし
「数値」キーによるクリップボードの履歴の選択を行います。各クリップボードの履歴には、「数値.クリップボードの履歴」と表示されるようになります。
例えば「1.あいうえお」を一覧から選択する場合、「1」キーを押せば「あいうえお」が選択され、テキストに反映されます。
Alt
「Alt + 数値」キーによるクリップボードの履歴の選択を行います。各クリップボードの履歴には、「A-数値.クリップボードの履歴」と表示されるようになります。
例えば「A-1.あいうえお」を履歴から選択する場合、「Alt + 1」キーを押せば「あいうえお」が選択され、テキストに反映されます。
Ctrl
「Ctrl + 数値」キーによるクリップボードの履歴の選択を行います。各クリップボードの履歴には、「C-数値.クリップボードの履歴」と表示されるようになります。
例えば「C-1.あいうえお」を一覧から選択する場合、「Ctrl + 1」キーを押せば「あいうえお」が選択され、テキストに反映されます。
Shift
「Shift + 数値」キーによるクリップボードの履歴の選択を行います。各クリップボードの履歴には、「S-数値.クリップボードの履歴」と表示されるようになります。
例えば「S-1.あいうえお」を一覧から選択する場合、「Shift + 1」キーを押せば「あいうえお」が選択され、テキストに反映されます。
注意
「Alt」キーは、他のアプリのショートカットキー(ホットキー)と重複するためか、機能しませんでした。「Shift」キーの場合、何も反応せず、履歴は反映されませんでした。