仮想CDドライブはどのように認識されるか
仮想CDドライブがどのように認識されるか見てみます。「gCDEmu」はインストール後、デフォルトで1つ仮想CDドライブを作成します。
Nautilus
「CDEmu Virt. CD/DVD-ROM」が作成された仮想CDドライブです。通常のCDドライブと同じ扱いです。
ディスク
「ディスク」でも以下のように認識されています。通常のCDドライブと同じ扱いです。
デバイスファイルが「/dev/sr1」であることが分かります。
インジケーターのメニュー構成
インジケーターのメニュー構成です。Device #00: Empty
仮想CDドライブを表します。この項目をクリックすると、仮想CDドライブの設定を行うことができます。
仮想CDドライブの数だけこの項目が増えます。
また、ディスクイメージをマウントした場合は、ディスクイメージのファイル名が表示されます。
New device
仮想CDドライブを1つ追加します。Use system bus
通常「gCDEmu」はセッションバス(Session Bus)で動作します。セッションバスはユーザーごとに仮想CDドライブを提供します。
一方システムバス(System Bus)は、全ユーザーで共有して利用する仮想CDドライブを提供します。
この項目のチェックをオンにすると、システムバスで仮想CDドライブに接続します。
しかし、システムバスはセキュリティー上の都合から非推奨になっています。
この項目はチェックオフのままにしてください。
Show notifications
仮想CDドライブ操作時に、以下のように通知メッセージを表示するかどうかの設定です。チェックをオンにすれば、通知メッセージを表示します。
チェックをオフにすれば、通知メッセージを表示しません。
終了
インジケーターを終了します。仮想CDドライブは有効なままです。
インジケータ-のアイコンについて
仮想CDドライブが無効あるいは、仮想CDドライブに接続できない場合、以下のようにグレーのアイコンになります。原因によっては、ドライバーの再インストールが必要になります。