ubuntu-support-status
「ubuntu-support-status」は、パッケージ(アプリなどのソフトウェア)のサポート期間を調べ表示するコマンドです。「ubuntu-support-status」は、「アップデートマネージャー」/「ソフトウェアの更新」のパッケージに含まれているため、標準でインストールされています。
使い方
「ubuntu-support-status」コマンドの使い方です。コマンドですから「端末」から実行します。
このコマンドには以下の4つの使い方があります。
- パッケージのサポート期間を表示する
- サポートされているパッケージのサポート期間のみ表示する
- サポートされていないパッケージのみを表示する
- すべてのパッケージを表示する
サポートされていないパッケージ
PPA経由でインストールしたパッケージは、すべてサポートされていないパッケージに含まれます。コマンドの使用例について
コマンドの実行環境は、Ubuntu 12.04です。内容をファイルに出力したい場合は
表示される内容が多く「端末」では見づらい場合は、実行するコマンドの最後に以下の記述を加えてください。>> ファイル名
例えば以下のように記述します。
ubuntu-support-status --show-supported >> support.txt
以下のように「テキストエディター」で開くことができます。
1.パッケージのサポート期間のみを表示する
パッケージのサポート期間のみを表示します。サポート期間の概要表示で、パッケージ名は表示しません。
オプション無しで「ubuntu-support-status」コマンドを実行します。
サポートが終了する時期や、そのサポート期間に該当するパッケージの数が表示されます。
2.サポートされているパッケージのサポート期間のみ表示する
サポートされているパッケージのサポート期間のみ表示します。パッケージ名の一覧も表示されます。
以下のコマンドを実行します。
ubuntu-support-status --show-supported
3.サポートされていないパッケージのみを表示する
サポートされていないパッケージのみ表示します。パッケージ名の一覧も表示されます。
以下のコマンドを実行します。
ubuntu-support-status --show-unsupported
4.すべてのパッケージを表示する
すべてのパッケージのサポート期間及びパッケージ名を表示します。「2.」+「3.」です。