Chromiumを使用すると仮想マシンがクラッシュする
以下の環境で、「Chromium」を使用すると仮想マシンがクラッシュする現象が発生しました。- VirtualBox 4.3.10
- Ubuntu 14.04(ホスト・ゲスト)
- Chromium バージョン 34.0.1847.116 Ubuntu 14.04 aura (260972)
仮想マシンがクラッシュした時に、ホスト側のシステムログを確認すると、以下のログが出力されていました。
[30766.019984] ShCrOpenGL[23349]: segfault at 7f4890fa1f08 ip 00007f48d7061e30 sp 00007f4890362a68 error 4 in libc-2.19.so[7f48d6fc9000+1bc000]
どうやら「VirtualBox」が提供する3Dアクセラレーションと「Chromium」が使用するハードウェアアクセラレーションの組み合わせが良くないようです。
Chromiumのハードウェアアクセラレーションを無効にする
Chromiumのハードウェアアクセラレーションを無効にすることでこの状況を回避出来ました。
1.3Dアクセラレーションの設定を確認
先にVirtualBoxの仮想マシンの設定を開き、以下のように「3Dアクセラレーションを有効化」の設定を確認します。2.3Dアクセラレーションの無効化
「3Dアクセラレーションを有効化」にチェックが入っていたら、以下のようにチェックを外します。事前に仮想マシンは終了しておいてください。
3.Chromiumの設定画面を開く
仮想マシンを起動し、Ubuntuを起動します。Ubuntuが起動したら「Chromium」を起動し、アドレスバーに「chrome://settings」と入力し「エンター」キーを押します。
以下の画面が表示されるので、画面を一番下までスクロールし「詳細設定を表示」をクリックします。