ドキュメントを新規に作成する
ドキュメントを新規に作成します。コマンドのフォーマット
ドキュメントを新規に作成するコマンドのフォーマットは、以下のようになります。
edit ファイル名
絶対パスと相対パスについて
新規に作成するファイルのパスは、絶対パスか相対パスを指定できます。相対パスで入力した場合は、カレントディレクトリーがベースディレクトリーになります。
カレントディレクトリーは、「シェルコマンド」と同じ扱いです。
パスの記述を「/」で始めると、ルートからの絶対パスになります。
パスの記述を「./」で始めた場合や、直接フォルダー名やファイル名を入力した場合は、カレントディレクトリーからの相対パスになります。
注意
ユーザーのホームフォルダーを表す「~/」は利用できません。既に存在するファイルを指定した場合
既に存在するファイルを指定した場合、ドキュメントを新規に作成せず、既存のドキュメントを開きます。1.コマンドの入力
コマンドのフォーマットに従って、作成するファイル名を入力します。必要に応じてファイルのパスも入力します。
パスやファイル名の補完について
途中までパスやファイル名を入力して「TAB」キーを押すと、以下のようにパスやファイル名が補完されます。ただしパスやファイル名に候補が複数ある場合は、補完は行われません。
入力例
ここでは例として、以下のようにファイルのパスとファイル名を入力しました。ファイルと関連付けられていない「無題のドキュメント」を表示してコマンドを実行しようとしているので、カレントディレクトリーは「~」(ユーザーのホームフォルダー)になります。
2.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行します。以下のように、指定されたパス及びファイル名でドキュメントが作成されます。
この時点では、ドキュメントのファイルは作成されていません。
ドキュメントを保存すれば、以下のようにファイルが作成され、ドキュメントがファイルに保存されます。
ドキュメントを開く
ドキュメントを開きます。コマンドのフォーマット
ドキュメントを開くコマンドのフォーマットは、以下のようになります。
edit ファイル名
相対パスと絶対パスについて
相対パスや絶対パス、及びカレントディレクトリーの扱いは、上記の「ドキュメントを新規に作成する」と同じです。globによるファイル名の指定
ファイル名の指定はglobに対応しており、ワイルドカードを利用することで一度に複数のドキュメントを開くことができます。globで利用できるワイルドカードは、「クイックオープン」プラグインと同じです。
「クイックオープンでワイルドカードを指定し検索を行う」を参考にしてください。
指定されたファイルが存在しない場合は
指定されたファイルが存在しない場合は、新規にドキュメントを作成します。1.コマンドの入力
コマンドのフォーマットに従って、「gedit」で開くファイル名を入力します。必要に応じてファイルのパスも入力します。
パスやファイル名の補完について
途中までパスやファイル名を入力して「TAB」キーを押すと、以下のようにパスやファイル名が補完されます。ただしパスやファイル名に候補が複数ある場合は、補完は行われません。
入力例
ここでは例として、以下のようにファイルのパスとファイル名を入力しました。ファイルと関連付けられていない「無題のドキュメント」を表示してコマンドを実行しようとしているので、カレントディレクトリーは「~」(ユーザーのホームフォルダー)になります。
2.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行します。以下のように、指定されたファイルが開きます。
ワイルドカードの使用例
上記で記述した通り、ファイル名の指定にワイルドカードを利用することができます。例えば以下のように入力すると、「~/ドキュメント/テキストサンプル」フォルダー内の、ファイル名に「UTF」が含まれるドキュメントを開きます。
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のように条件に該当するドキュメントをまとめて開くことができます。