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リリースノートから変更点や注意事項をピックアップ

  Ubuntu 14.10のリリースノートの日本語版が公開されています。
  リリースノートの内容から気になる点を取り上げてみます。


  リリースノートの内容は技術的な内容が多く、読み飛ばしてしまう項目や読んでもよく分からない項目があるかと思います。
  後でトラブルが発生し、改めてリリースノートを読んで内容を理解することもあります。

  少なくとも、「既知の不具合」や「日本語翻訳版独自の記述」には、目を通しておきましょう。

  Linux kernel 3.16

    Ubuntu 14.04では、Linux kernel 3.13ベースのカーネルが採用されていました。
    Ubuntu 14.10では、Linux kernel 3.16ベースのカーネルが採用されています。


    Linux Kernelの主な変更点は、以下を参考にするとよいでしょう。


    Ubuntuのカーネルチームが加えた変更点は、以下のディレクトリーからChagelogを参考にするとよいでしょう。


    Linux kernel 3.16の採用でCPUやGPUなど新しいハードウェアに対応した、あるいは、サポートを改善した点が、デスクトップユーザーにとって嬉しい点でしょう。

    Linux kernel 3.13は、2014/1/19にリリースされています。
    Linux kernel 3.16は、2014/8/3にリリースされています。

    おおよそですが、去年の末あたりから発売された新しいハードウェアを利用しているユーザーは、この恩恵に与れるかと思います。

  Unityの高DPIディスプレイサポート

    高DPIディスプレイのサポートが強化されました。
    Macのように標準で高DPIディスプレイを採用している環境では、使い勝手が良くなるでしょう。

既知の不具合

  既知の不具合や情報です。

  Mac向けのディスクイメージが廃止された

    Mac向けのディスクイメージが廃止されました。

    従来Ubuntuの64bit版は、PC向けとMac向けにディスクイメージが分かれていました。
    Ubuntu 14.10では、Mac向けのUbuntu 64bit版が廃止され、MacもPCと同じ64bit版のディスクイメージを利用するようになりました。

  ブータブルUSBの作成からライブUSBメモリーを作成できないバグ 

    Ubuntu 14.04以前の「ブータブルUSBの作成」から、Ubuntu 14.10のライブUSBメモリーを作成できないバグがあります。

    Ubuntu 14.10のライブUSBメモリーを作成するには、Ubuntu 14.10の「ブータブルUSBの作成」からライブUSBメモリーを作成する必要があるとのことです。
    また、Ubuntu 14.04のライブUSBメモリーを作成するには、Ubuntu 14.04の「ブータブルUSBの作成」からライブUSBメモリーを作成する必要があるとのことです。

    これは、フレーバーも同じです。


    上記バグ報告のコメントでは、「UNetbootin」でライブUSBメモリーを作成しても、同じ現象が発生するというコメントもあります。
    
    まもなくこの問題が修正されるとのことですので、ライブUSBメモリーを作りたい人はしばらく待ったほうが良いかと思います。

    ライブDVDは問題ないようです。
    ちなみに、VirtualBoxでUbuntu 14.10のディスクイメージを挿入し仮想マシンを起動すると、Ubuntuが起動し、デスクトップ画面が表示されました。

  ATI/AMDのGPUを利用している環境で、起動時に画面が表示されない問題

    ATI/AMDのGPUを利用している環境で、起動時に画面が表示されない問題があります。

    GRUB2のブートメニューは表示されます。
    GRUB2からUbuntuを選択し、Linux Kernelが起動すると、画面が表示されなくなります。
    その後Xサーバーが起動すると画面が表示され、ログイン画面が表示されます。

    簡潔に言えば、スプラッシュスクリーンが表示されない状態でしょうか。

    私の環境がこの現象に該当するのですが、Linux Kernelが起動するとGPUから信号が出力されず、ディスプレイがスタンバイモードに切り替わります。(ディスプレイの電源ランプがオレンジ色になる)

    その後Xサーバーが起動すると、GPUから信号が出力され、ディスプレイに画面が表示されます。

    通常の利用において、この現象が問題になることはありません。

    問題になるケースと回避策

      Linux Kernel起動後及びXサーバー起動前に何かしら操作が必要な状況では、画面に何も出力されないため、操作ができません。
      その場合、「ESC」キーを2回押すことで画面を表示することができます。

      例えば、「mdadm」を利用している環境でRAIDに障害が発生すると、Ubuntuの起動が停止し、RAIDを復旧する作業をシェルで行うことになります。
      この画面も表示されなくなるので、いつまで経ってもUbuntuが起動しない時は、「ESC」キーを2回押してみてください。

      ちなみにリカバリーモードでは、問題なく画面が表示されました。

  UEFI環境でBooting in insecure modeが表示される

    セキュアブートを無効にしたUEFI環境でUbuntuを起動すると、「Booting in insecure mode」が表示されます。
    この文字が表示されてから2,3秒ほど待たされるだけで、特に問題はありません。



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