データディスクを作成する
「データプロジェクト」を作成したら、データディスクを作成することができます。1.書き込み先ディスクの選択
画面下部のメニューから、書き込み先ディスクを選択します。このメニューでは、以下のように出力先を選択する項目が表示されます。
2.書き込み設定画面の表示
画面右下の「書き込む」ボタンをクリックします。3.書き込み設定
以下の画面が表示されます。書き込み設定画面のUI構成
書き込み設定画面のUI構成です。1.書き込み速度
ディスクの書き込み速度をメニューから選択します。メニューに表示される書き込み速度は、ドライブの性能により異なります。
通常は、「最大」を選択します。
2.ディスクに保存しないでイメージを直接書き込む
チェックをオンにすると、ディスクイメージを作成せず、直接ディスクの作成を行います。(オンザフライ)チェックをオフにすると、一旦HDDにディスクイメージを作成し、そのディスクイメージからディスクの作成を行います。
どちらも作成されるディスクは同じですが、性能の低いPCでは、チェックをオフにしてディスクを作成するとよいでしょう。
3.テスト書き込みを行う
チェックをオンにすると、ドライブ及びディスクに対して、事前に書き込みが正常にできるかテストを行います。もしドライブやディスクの品質に十分な信用がない場合は、事前にテストを行うと良いでしょう。
書き込みテストは、ディスクに対してレーザーを照射しないため、データの記録は行われません。
書き込みに必要な一連の処理を行い、正常に処理が完了するかテストを行います。
正常にテストが完了した後、ディスクを作成します。
BurnProof を使う (書き込みエラーが少なくなる)
チェックをオンにすると、「BURN-Proof」を有効にします。性能の低いPCでは、ディスクに記録するデータの転送が間に合わず「バッファアンダーラン」という現象が発生します。
「バッファアンダーラン」が発生すると、そのディスクは使えなくなります。
「BURN-Proof」を利用することで、「バッファアンダーラン」による失敗を回避することができます。
書き込みが完了した後もディスクを開いたままにする
チェックをオンにすると、ディスクのクローズ(ファイナライズ)を行いません。後でデータの追記が可能になります。(マルチセッション)
4.作業フォルダー
ディスクイメージの作成など、一時的に作成するファイルを保存するフォルダーを指定します。ボタンをクリックすると、以下のようにフォルダー選択画面が表示されます。
フォルダーを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
ディスクの書き込み
「書き込み設定画面」で、「複数のディスクに書き込む」ボタンか「書き込む」ボタンをクリックすると、ディスクの作成が始まります。1.書き込みテスト
「書き込み設定画面」で「テスト書き込みを行う」チェックをオンにしていた場合、以下のように書き込みテストが行われます。2.書き込みテスト完了
書き込みテストが完了すると、以下の画面が表示されます。この画面で10秒待つか、「今すぐ書き込む」ボタンをクリックすれば、ディスクの作成が始まります。
エラーが発生した場合は、後述の「書き込みテストのエラー」を参考にしてください。
3.ディスクの書き込み
以下のように、ディスクの書き込みが行われます。「キャンセル」ボタンをクリックすれば、ディスクの作成を中止します。
4.インジケーター
ディスクの作成中は、以下のようにインジケーターが表示されます。ディスク作成の進捗などが表示されます。
「ダイアログの表示」をクリックすれば、「3.」の画面の表示・非表示を切り替えることができます。
「キャンセル」をクリックすれば、ディスクの作成を中止します。
5.作成完了
ディスクの作成が完了すると、以下の通知が表示されます。また、以下の画面が表示されます。
閉じる
この画面を閉じ、「データプロジェクト」の画面に戻ります。別のコピーを作成する
もう一枚同じディスクを作成します。以下の画面が表示されるので、ドライブに新しいブランクディスクを挿入します。
ブランクディスクを挿入すると、自動的にディスクの作成が行われます。
6.複数のディスクに書き込んだ場合
複数のディスクに書き込んだ場合、ディスク作成後に以下の画面が表示されます。ドライブに新しいブランクディスクを挿入すれば、自動的にディスクの作成が行われます。
「キャンセル」ボタンをクリックすれば、「データプロジェクト」の画面に戻ります。
書き込みテストのエラー
書き込みテスト実行時にエラーが発生した場合は、ログを保存することができます。1.書き込みエラー
書き込みテスト実行時にエラーが発生した場合は、以下の画面が表示されます。ログには、エラーの内容と「Brasero」の動作ログが含まれています。
「ログの保存」ボタンをクリックします。
2.ログの保存先の選択
以下のように、ログの保存先を指定する画面が表示されます。ログのファイル名の入力や保存先のフォルダーを選択したら、「保存」ボタンをクリックします。
3.ログ
以下のように、ログが保存されます。このログはテキストファイルです。
4.ログの内容
「テキストエディター」でログを開くと、以下のようにログの内容が表示されます。ログの最終行付近から、エラーの内容を調べるとよいでしょう。