マージコンフリクトが発生したファイルを、HEADからチェックアウトする
「マージコンフリクト」が発生したファイルを「HEAD」から「チェックアウト」します。「HEAD」がブランチを指しているなら、ブランチヘッドが指す「コミットオブジェクト(スナップショット)」の「ツリーオブジェクト」からファイルを展開します。
「HEAD」が「コミットオブジェクト」を指しているなら、「コミットオブジェクト(スナップショット)」の「ツリーオブジェクト」からファイルを展開します。
1.マージコンフリクトの状況
ここで例として使用するマージコンフリクトの状況は、「マージコンフリクトが発生しているファイルを除いて、ステージングエリアから特定のファイルをワーキングディレクトリーに展開する」の「マージコンフリクトの状況」と同じです。「HEAD」は「master」ブランチを指しています。
「マージコンフリクト」が発生しているファイルは、「test.txt」ファイルです。
「test.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。
2.コマンドの実行
コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。オプション |
---|
--ours |
「端末」から、以下のコマンドを実行します。
コマンドの詳細は、「スナップショットから、特定のプロジェクトのファイルをワーキングディレクトリーに展開するコマンドの説明」を参考にしてください。
ポイントは、赤字の箇所です。
git checkout --ours test.txt