Ubuntu 15.10にアップグレードする
Ubuntu 15.04を利用しているユーザーは、Ubuntu 15.10へアップグレードすることができます。アップグレード通知
「ソフトウェアの更新」を起動すると、以下のようにアップグレードの通知が表示されます。アップグレードする場合は、「アップグレード」ボタンをクリックします。
アップグレード通知が表示されない人は
上記の通知が表示されない人は、「ソフトウェアソース」を開いて「Ubuntuの新バージョンの通知」が「すべての新バージョン」になっているか確認してください。また「ソフトウェアの更新」で、パッケージのアップデートがある場合すべてアップデートを行い、他にアップデートがない状態にしてください。
リリースノート
アップグレードを開始すると、以下のようにリリースノートが表示されます。「アップグレード」ボタンをクリックし、画面に表示される案内に従って操作してください。
リリースノートについては、以下も参考にしてください。
アップグレードの注意事項や操作方法について
アップグレードの方法や注意事項です。アップグレードの方法や注意事項は、Ubuntu 12.04からUbuntu 12.10へのアップグレードと同じです。
以下を参考にしてください。
- Ubuntu 12.10 アップグレード その1 - 事前準備と注意事項
- Ubuntu 12.10 アップグレード その2 - アップデートマネージャーからアップグレードする
- Ubuntu 12.10 アップグレード その3 - 端末からアップグレードする
ただしUbuntu 15.10へ直接アップグレードできるのは、Ubuntu 15.04のみです。
他のバージョンからUbuntu 15.10へアップグレードしたい場合は、一旦Ubuntu 15.04にアップグレード後、Ubuntu 15.10へアップグレードする必要があります。
Ubuntu 15.10の変更点やアップグレードした感想
Ubuntu 15.10の変更点やアップグレードした感想です。見た目や操作性については、ほぼ同じです。
「LibreOffice」等、バージョンアップされたソフトウェアがありますが、「Nautilus」も「gedit」もUbuntu 15.04の時と操作性は変わりません。
以前のバージョンを利用していたユーザーは、違和感なくUbuntu 15.10を利用できるでしょう。
日本語入力
日本語入力は、「fcitx-mozc」がデフォルトになりました。元々Ubuntu 15.04 日本語Remixでは、すでに「fcitx-mozc」がデフォルトになっていました。
これが本家のUbuntuにも反映されています。
ただ、追加作業が必要になります。
「日本語環境の構築と確認・インターネットに接続せずUbuntuをインストールした時は」を参考にしてください。
Radeonのプロプライエタリードライバーが利用できない
RadeonのGPUを利用しているユーザーは、オープンソースのドライバーを利用する必要があります。Ubuntu 15.04からUbuntu 15.10へアップグレードする人は、事前にRadeonのドライバーをオープンソースのドライバーに切り替えてから、Ubuntu 15.10へアップグレードしてください。
Ubuntu 15.04からアップグレードする時期
Ubuntu 15.04からアップグレードする時期は、Ubuntu 15.10日本語Remixがリリスーされた後がよいでしょう。急いでアップグレードする必要はなく、トラブルなどの情報を調べてからアップグレードを検討してみてください。