エントリーを無効にする
エントリーを無効にします。無効になったエントリーは、UEFIブートマネージャーに表示されなくなります。
ただしエントリー自身は削除されないので、後でエントリーを有効にすることも可能です。
コマンドのフォーマット
コマンドのフォーマットは、以下のようになります。- ロングオプションによるフォーマット
sudo efibootmgr --inactive --bootnum 'エントリー番号'
- ショートオプションによるフォーマット
sudo efibootmgr -A -b 'エントリー番号'
--inactive 'エントリー番号'
無効にするエントリーの番号を指定します。コマンドの実行例
コマンドの実行例です。1.UEFIブートマネージャーの状態
現在のUEFIブートマネージャーの状態を見てみます。以下のようになっています。
ここでは例として、エントリー「Boot0004」を無効にします。
2.コマンドの実行
以下のコマンドを実行してエントリーを無効にします。
sudo efibootmgr --inactive --bootnum 4
3.コマンドの実行結果
以下のように「Boot0004」から「*」マークが削除されています。これでエントリー「Boot0004」が無効になりました。
4.UEFIブートマネージャーの確認
PCを再起動してUEFIブートマネージャーを確認すると、以下のように「Ubuntu2」が非表示になっています。エントリーを有効にする
無効になっているエントリーを有効にします。コマンドのフォーマット
コマンドのフォーマットは、以下のようになります。- ロングオプションによるフォーマット
sudo efibootmgr --active --bootnum 'エントリー番号'
- ショートオプションによるフォーマット
sudo efibootmgr -a -b 'エントリー番号'
--active 'エントリー番号'
有効にするエントリーの番号を指定します。コマンドの実行例
コマンドの実行例です。1.UEFIブートマネージャーの状態
現在のUEFIブートマネージャーの状態を見てみます。以下のようになっています。
ここでは無効になっているエントリー「Boot0004」を有効にします。
2.コマンドの実行
以下のコマンドを実行してエントリーを有効にします。
sudo efibootmgr --active --bootnum 4
3.コマンドの実行結果
以下のように「Boot0004」に「*」マークが表示されています。これでエントリー「Boot0004」が有効になりました。