接眼レンズプラグイン
接眼レンズプラグインは、望遠鏡で天体を観察するプラグインです。望遠鏡の設定を行うことで、実際に望遠鏡から覗いた天体がどのように見えるのかをシミュレートできます。
またデジカメ(CCDセンサー)の撮影範囲をシミュレートすることもできます。
テルラドファインダーによる照準の表示も可能です。
プラグインの有効化
プラグインを有効にするには、「プラグイン」タブから「接眼レンズプラグイン」を選択し、プラグインを有効化します。接眼レンズプラグインの設定
接眼レンズプラグインを利用する前に、プラグインの設定を行っておくとよいでしょう。設定には、以下の5つの設定があります。
General
「General」タブでは、接眼レンズプラグインの一般設定を行います。Ocular view
接眼レンズビューに関する設定です。接眼レンズビューとは、望遠鏡で天体を観察するモードのことです。
Enable only if an object is selected
チェックをオンにすると、天体が選択されている時のみ接眼レンズビューに切り替えることができます。チェックをオフにすると、天体が選択されていなくても接眼レンズビューに切り替えることができます。
Scale image circle
チェックをオンにすると、接眼レンズの中で最もaFOVが大きい接眼レンズを円状の視野範囲の最大サイズとし、それ以外の接眼レンズをaFOVの比率で円状の視野範囲のサイズを調整します。チェックをオフにすると、円状の視野範囲を画面のサイズに合うように拡大・縮小します。
Limit stellar magnitude
チェックをオンにすると、望遠鏡の極限等級を反映して天体を描画します。チェックをオフにすると、すべての天体を描画します。
Key mapping
ショートカットキーに関する設定です。Toggle-ocular view
接眼レンズビューのオン・オフを切り替えるショートカットキーを指定します。Open pop-up navigation menu
操作メニューを表示するショートカットキーを指定します。「On-screen control panel」をオフにする場合は、操作メニューから操作してください。
ショートカットキーの設定について
ショートカットキーは、直接ショートカットキーの文字列を入力してください。例えば「Shift + Ctrl + O」キーをショートカットキーに割り当てたい場合、「Shift+Ctrl+O」と入力してください。
Interface
インターフェースに関する設定です。On-screen control panel
画面上にビューの操作を行う操作パネルを表示します。Restore FOV to initial values
チェックをオンにすると、接眼レンズビューやセンサービューから通常の表示に戻る時に、FOVを「Stellarium」起動時のFOVに戻します。チェックをオフにすると、FOVは接眼レンズビューやセンサービューに切り替える前のFOVに戻ります。
Sensor view
センサービューに関する設定です。Use degrees and minutes for FOV of CCD
チェックをオンにすると、CCDのFOVの単位に「D/M」を使用します。チェックをオフにすると、単位に「°」を使用します。