Build 14371の変更点
2016/6/22にリリースされたBuild 14371の「WSL」に関する変更点です。前回リリースされたビルドのビルド番号は「Build 14366」なので、今回のリリースの変更点は少ないです。
リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。不具合の修正
Build 14371で行われた不具合の修正です。リリースノートに記述されていない不具合の修正も行われています。
1.ptrace
「ptrace」使用時、SIGCHLDとwait()のタイミングに関する問題が修正されました。2.パスの解釈
パスが「/」で終わっている時に、正しい解釈を行うように修正されました。3.rename/unlink
開かれているハンドルのrename/unlinkに失敗する問題が修正されました。Ubuntu on WindowsのFAQの更新
Build 14371までに行われた「Ubuntu on Windows」のFAQの更新を反映しました。「Ubuntu on Windows」のFAQは、以下を参考にしてください。
追記部分
FAQの追記部分は、以下の通りです。[WSLで表示に使用する言語はどうやって変えるの?]
WSLのインストール時、自動的にUbuntuのロケールをWindowsと同じロケールに設定する。
Ubuntuのロケールを変更したい場合は、以下のコマンドを実行してbashを起動し直して欲しい。
sudo update-locale LANG=ロケール
例えば英語に設定したい場合は、以下のコマンドを実行する。
sudo update-locale LANG=en_US.UTF8