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ローグラフィックモード

「Ubuntu」のデスクトップ環境である「Unity」は、描画にOpenGLを利用します。


そのためGPUの性能が低いPCや、GPUのドライバーが十分な機能を提供していない環境ではローグラフィックモードで動作し、「Unity」のパフォーマンスが大幅に落ちます。


Compizのアップデート

2016/7/14に「Compiz」のアップデートが行われ、ローグラフィックモードでの動作パフォーマンスが改善されました。
「Compiz」は「Unity」の土台となるソフトウェアです。

このアップデートでは、 今までローグラフィックモードでも行っていたアニメーション処理を無効にし、パフォーマンスを優先した「unity-lowgfx」プロファイルの追加が行われています。


プロファイルは環境に応じて自動的に切り替わるため、特にユーザーが意識する必要はありません。

Compizのアップデートはフェーズドアップデートの対象

「Compiz」のアップデートは「フェーズドアップデート」の対象になっているため、現在すべてのユーザーにアップデートが提供されているわけではありません。

特に問題がなければ、そのうちすべてのユーザーにアップデートが提供されるようになるでしょう。

ちなみに「Compiz」の変更点は、以下のようになっています。

compiz (1:0.9.12.2+16.04.20160714-0ubuntu1) xenial; urgency=medium

  [ Eleni Maria Stea ]
  * Added options for no animation in expo and scale plugins. They skip
    the intermediate fading steps that force several redraws.
  * Added a new option in show desktop plugin that skips the fade
    animation: useful when performance is more important than eyecandy.

  [ Marco Trevisan (Treviño) ]
  * debian: add unity-lowgfx profile to compizconfig (LP: #1598770)
  * Composite: use C++ goodness for managing damaging rectangles
  * ccsGSettingsBackend: don't try to update setting if wrapper is not
    found
  * migration scripts: remove unsupported plugins for all the unity
    profiles

 -- Marco Trevisan (Treviño) <mail@3v1n0.net>  Thu, 14 Jul 2016 16:00:57 +0000

compiz (1:0.9.12.2+16.04.20160526-0ubuntu1) xenial; urgency=medium

それでも重い・・・

「Unity」のパフォーマンスが改善されたといえ、低性能なGPU環境で「Unity」を利用し続けるのは厳しいかと思います。
低性能なGPU環境では、「Xubuntu」や「Lubuntu」など軽量系のフレーバーがおすすめです。

そもそも「Unity」はOpenGLが十分にサポートされている環境で利用するデスクトップ環境であるため、それ相応のGPU環境で利用するのが良いでしょう。

しかし「VirtualBox」の仮想マシンにインストールした「Ubuntu」で「Guest Additions」をインストールするまでの間、パフォーマンスが改善された環境で作業できるため、良い改善かと思います。

参考



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