Linux Kernelの脆弱性
2016年8月29日に、脆弱性に対応したLinux Kernelがリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3070-1 | CVE-2016-1237 CVE-2016-5244 CVE-2016-5400 CVE-2016-5696 CVE-2016-5728 CVE-2016-5828 CVE-2016-5829 CVE-2016-6197 |
Ubuntu 16.04 | ・権限の取得 ・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 ・情報の漏洩 |
USN-3071-1 USN-3071-2 |
CVE-2016-5244 CVE-2016-5696 CVE-2016-5728 CVE-2016-5828 CVE-2016-5829 |
Ubuntu 14.04 Ubuntu 12.04(HWE) |
・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 ・情報の漏洩 |
USN-3072-1 USN-3072-2 |
CVE-2016-5244 CVE-2016-5696 CVE-2016-5829 |
Ubuntu 12.04 | ・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 ・情報の漏洩 |
USN一覧
- USN-3070-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3071-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3071-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerabilities
- USN-3072-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3072-2: Linux kernel (OMAP4) vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」もしくは「アップデートマネージャー」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。