budgie-remix 16.10 β1の変更点
「budgie-remix 16.10 β1」の変更点です。1.ネットワークに関する修正
「Ubuntu 16.10」では「Netplan」が採用され、ネットワークの設定方法が変わります。「budgie-remix 16.10」では、この変更に追従します。
「Netplan」に関しては、以下を参考にしてください。
2.Debianの壁紙削除
Debianの壁紙が削除されます。3.インストーラーの多言語対応
「budgie-remix」のインストーラーが多言語に対応し、インストーラーで選択した言語でインストールが行われます。4.ディスクイメージに予め含まれる言語
以下の言語は、予めディスクイメージに含まれるようになりました。- English
- German
- French
- Spanish
- Portuguese
上記の言語では言語パックのダウンロードが必要なくなり、インストール時間が短縮されます。
上記以外の言語では、インストール時に言語パックのダウンロードが行われます。
5.壁紙コンテストで選ばれた壁紙の採用
「budgie-remix 16.10」の壁紙コンテストで選ばれた壁紙が含まれるようになりました。6.起動時のロゴの修正
起動時のロゴに正常に「budgie-remix」が表示されるようになりました。7.ブータブルUSBの作成に対応
「ブータブルUSBの作成」を利用してUSBライブメディアの作成とインストールができるようになりました。8.ようこそ画面の更新
ようこそ画面のバージョンが「0.3.10」にアップデートされました。またライブメディアから起動した際、ようこそ画面からインストーラーが起動できるようになりました。
9.Rhythmboxのテーマ
「Rhythmbox」のデフォルトのテーマに「Arc dark」を採用しました。10.セッションの整理
ログイン画面で表示されていた仮の「gnome-shell」セッションを削除しました。新しいgreeterの採用見送り
少なくとも「budgie-remix 16.10」では、新しいgreeterの採用見送ります。これは「Debian」及び「Ubuntu」に影響を与える致命的な問題が上流にあり、この問題がまだ解決されていないためです。
Ubuntuのリポジトリーでbudgie-remixのパッケージが一部利用可能に
「Ubuntu 16.10」の公式リポジトリー(universe)で、「budgie-remix」のパッケージが一部利用可能になりました。チームの直近の目標は、すべての「budgie-remix」のパッケージを「Ubuntu 16.10」の公式リポジトリーに入れてもらうことです。
「Ubuntu」のフレーバー化に向けた状況は、フレーバーに必要な条件を満たしているかどうかを「Ubuntu Technical Board」によって検討してもらっている最中です。
新しいアイコンテーマ
現在新しいアイコンテーマの作成作業が行われています。このアイコンテーマは、「Moka」と「Arc」を一体化させたアイコンテーマです。