Build 14959の変更点
2016年11月3日にリリースされた「Build 14959」の「WSL」に関する変更点です。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。機能の追加や改善
「Build 14959」で行われた機能の追加や改善です。リリースノートに記述されていない機能の改善も行われています。
1.ピコプロセス通知システムの改善
ピコプロセス通知システムが改善されています。この改善は「Ubuntu on Windows」に対する改善ではなく、アンチウイルスやファイアーウォールを開発するベンダー向けの改善です。
この改善の詳細は、以下を参照してください。
一般的なユーザーが直接気にする内容ではありません。
2.相互運用の安定性改善
「Windows」と「WSL」の相互運用の安定性が改善されています。不具合の修正
「Build 14959」で行われた機能の追加や改善です。リリースノートに記述されていない不具合の修正も行われています。
1.0x80070057エラーの修正
「EDP(Enterprise Data Protection)」が有効になっている環境で「bash.exe」を起動すると、0x80070057エラーが発生する問題が修正されました。Linux Test Projectのテスト結果
「Linux Test Project(LTP)」は、「Linux Kernel」やカーネルに関連した機能の信頼性、頑健性、安定性のテストを行うテストスイートを開発しているプロジェクトです。「WSL」は「Linux Kernel」相当の機能を提供するソフトウェアであり、「Linux Test Project」で「WSL」のテストを行った結果が公開されています。
- テストに合格した項目数:665(前回:665)
- テストに失敗した項目数:263(前回:263)