WebKitGTK+の脆弱性
2017年1月10日、細工されたWebサイトにアクセスすると、クラッシュや任意コードを実行してしまう複数の脆弱性に対応した「WebKitGTK+」がリリースされています。「WebKitGTK+」は、「GTK+」向けに移植した「WebKit」です。
「Epiphany」など「GTK+」アプリで利用されています。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3166-1 | CVE-2016-4613 CVE-2016-4657 CVE-2016-4666 CVE-2016-4707 CVE-2016-4728 CVE-2016-4733 CVE-2016-4734 CVE-2016-4735 CVE-2016-4759 CVE-2016-4760 CVE-2016-4761 CVE-2016-4762 CVE-2016-4764 CVE-2016-4765 CVE-2016-4767 CVE-2016-4768 CVE-2016-4769 CVE-2016-7578 |
Ubuntu 16.04 LTS |
・クラッシュ ・任意コードの実行 ・クロスサイトスクリプティング攻撃 |
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「WebKitGTK+」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「WebKitGTK+」のアップデートを行ってください。
忘れずにソフトウェアの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずに「WebKitGTK+」を利用しているソフトウェアを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。
よく分からなければ、ログインし直すかPCを再起動してください。