kledgeb Ubuntuの使い方や日本語化、アプリの使い方を紹介しています。

GNOMEの代わりにPlasmaを

既報の通り「Ubuntu」は、今後デフォルトのデスクトップ環境を「Unity」から「GNOME」へと置き換えます。


この置き換えは「Ubuntu 17.10」で行われ、次期リリースの「Ubuntu」から「GNOME Shell」がデフォルトのデスクトップ環境になります。


デスクトップ環境にKDE Plasmaを

さてKDEを好むユーザーが、「Ubuntu」のデフォルトのデスクトップ環境に「KDE Plasma」を採用してもらうべく、署名活動を開始しました。


「Ubuntu 18.04」では、デフォルトのデスクトップ環境を「GNOME Shell」の代わりに「KDE Plasma」にして欲しいとのことです。

最新版の「KDE Plasma」では、「Unity」が持っていた機能のいくつかをすでに実装済みであり、「KDE Plasma」は「Ubuntu」ユーザーに提供するユーザー体験をきめ細やかに調整できるとのことです。

Unityライクなデスクトップ

またすでに「KDE Plasma」を「Unity」ライクなデザインでレイアウトするデモも登場しており、「GNOME Shell」よりも「Unity」に近い体験を提供できるとのことです。


このデモの詳細は、以下の動画を参照してください。


カスタマイズ性に幅がある

すでに「Kubuntu」など「KDE Plasma」を利用しているユーザーはご存知だと思いますが、「KDE Plasma」のカスタマイズ性は非常に幅があり、また柔軟であり、多くのユーザーが自分好みの環境を構築するのにおすすめのデスクトップ環境です。

ユーザーが「KDE Plasma」に行う様々カスタマイズ手法は、「Ubuntu」以外のディストリビューションでも、「Unity 7」をこよなく愛するユーザーにとっても活用できる手法であり、特定のディストリビューションに限定されないとのことです。

Qtによる開発

また「Canonical」は、「GTK+」だけでなく「Unity 2D」や「Unity 8」など「Qt」での開発にも経験を積み重ねており、 「Qt」で開発経験のある開発者は、「GTK+」よりも「Qt」を好む傾向にあるとのことです。

例えば「Lubuntu」が採用している「LXDE」は、次期デスクトップ環境として「LXQt」を開発していますが、「LXDE」が「GTK+」で作られているのに対し、「LXQt」は「Qt」を利用して開発が行われています。

KDEコミュニティー

KDEコミュニティーはGNOMEコミュニティーよりも共生協調に対しより開かれているコミュニティーではないか、とのことです。

署名の状況

現在ゴールの2,500人に対して1,619人の署名(賛同者)が集まっており、署名の結果は、「Canonical」のMark Shuttleworth氏に送られます。

デスクトップ環境の変更は困難か

現在の「Ubuntu 17.10」の開発計画では、「Artful Aardvark α2」を目標にデスクトップ環境の切り替えを行う予定になっています。

すでに「GNOME」への切り替え方針が出されており、またこの方針に基づき作業が行われている状況ですので、可能性はゼロとは言いませんが「KDE Plasma」の採用は難しいのではないか、という印象です。

日本語ユーザーから見たKDE Plasma

日本語ユーザーには日本語ユーザー特有の事情があります。
その最たる例は、日本語入力です。

「KDE Plasma」を採用している「Kubuntu 17.04」で見てみると、日本語入力は問題ありません。


「Kubuntu」インストール時に「日本語」を選択してインストールすれば、追加作業なしに日本語の入力が利用できます。

翻訳は不十分か

ユーザーインターフェース(アプリ)は英語表記が散見される状態であり、項目数や機能の多い「KDE Plasma」では、戸惑う場面があるかもしれません。


簡単な英単語なら大したことはないと思いますが、エラーメッセージや項目の説明など、文章になると戸惑う場面が出てくるかもしれません。


軽量になったKDE Plasma

さて今まで「KDE Plasma」は重いという印象があったと思いますが、「KDE Plasma 5」ではデザインの刷新と共に軽量化も行われ、扱いやすくなっています。



コアアプリケーション(デフォルトでインストールされているアプリケーション)も高機能であり、多くのユーザーの期待に応えられるデスクトップ環境だと思います。

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