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Google Public DNSを利用するには

「Google Public DNS」は、「Google」が提供するDNS(Domain Name System)サービスです。
無料で利用できます。



既存のDNSサービスと併存して利用することも、既存のDNSサービスの代わりに利用することもできます。

DNSサービス

DNSはドメイン名とIPアドレスの変換に利用されます。

例えばこのサイトにアクセスする場合、ブラウザーに「https://kledgeb.blogspot.jp」を入力します。

この時URLのドメイン名は「kledgeb.blogspot.jp」です。

ドメイン名が文字列のままでは、このサイトにアクセスできません。
サイトにアクセスするにはIPアドレスが必要です。

そこでブラウザーは、DNSサーバーにドメイン名に対応したIPアドレスを問い合わせます。
そしてURLのドメイン名の部分をDNSサーバーから取得したIPアドレスに置き換えます。
するとURLは、「https://192.168.0.1」のようになります。

これでようやくこのサイトにアクセスできるようになります。
ユーザーからすれば、必須のサービスですね。

Google Public DNSの利点

「Google Public DNS」では、以下の利点を挙げています。

ブラウザーのパフォーマンス改善

ブラウザーはWebサイトにアクセスする時、DNSサーバーにIPアドレスの問い合わせを行います。

この処理が完了するまでWebサイトにアクセスできないため、DNSサーバーから応答が返ってくるまでユーザーは待つことになります。


またWebページにはURLが設定されている画像等様々なリソースが埋め込まれています。
それらもすべてIPアドレスの問い合わせが必要になります。

PC側では、頻繁に同じ問い合わせを回避するためDNSキャッシュを活用することもできますが、キャッシュにその情報がなければIPアドレスの問い合わせが必要になります。

「Google Public DNS」はサーバー応答性の向上及び遅延を低減する仕組みを導入しており、ブラウザーのパフォーマンス改善に期待できます。

安全性(セキュリティー)の向上

信頼性の妥当性チェック等安全性を向上させる仕組みを通じ、キャッシュポイズニングといったリスクの低減が行われています。


プライバシーについて

「Google Public DNS」は、DNSサービス利用者の一部の情報を収集します。
これはサービス品質の向上及び問題の検出と修正を目的としています。
この情報には、個人を特定する情報は含まれていません。

プライバシーポリシーの詳細は、以下を参照してください。


収集する具体的な情報は、以下を参照してください。


Google Public DNSを利用するには(IPv4)

「Google Public DNS」を利用する方法です。


「IPv4」と「IPv6」で設定内容が変わります。
ここでは「IPv4」向けの設定方法を紹介します。

1.ネットワーク接続画面の表示

左上のネットワークインジケーターをクリックし、「接続を編集する」をクリックします。


2.接続の編集画面の表示

以下の画面が表示されるので、設定を行いたい接続(ネットワークインターフェース)を選択し、「編集」ボタンをクリックします。


3.IPv4の設定

接続の編集画面が表示されるので、「IPv4設定」のタブをクリックします。

既存のDNSサーバーと併用する場合は、DNSサーバーを自動取得する「方式」を選択し、「追加のDNSサーバー」に以下の内容を入力します。

  • 8.8.8.8,8.8.4.4


既存のDNSサーバーを「Google Public DNS」に置き換える場合、「方式」からDNSサーバーを自動取得しない設定を選択し、「DNSサーバー」に以下の内容を入力します。

  • 8.8.8.8,8.8.4.4


設定したら「保存」ボタンをクリックします。

4.接続情報の表示

ネットワークを一旦切断し、再度接続します。
左上のネットワークインジケーターをクリックし、「接続情報」をクリックします。


5.DNSサーバーの確認

接続情報画面が表示されるので、設定を行った接続名が表示されているタブをクリックします。

以下のように、DNSサーバーに入力した内容が反映されているか確認します。


Google Public DNSを利用するには(IPv6)

ここでは「IPv6」向けの設定方法を紹介します。

1.〜2.接続の編集画面の表示

上記の手順と同じ手順を行い、接続の編集画面を表示します。

3.IPv6の設定

接続の編集画面が表示されるので、「IPv6設定」のタブをクリックします。

既存のDNSサーバーと併用する場合は、DNSサーバーを自動取得する「方式」を選択し、「追加のDNSサーバー」に以下の内容を入力します。

  • 2001:4860:4860::8888,2001:4860:4860::8844


既存のDNSサーバーを「Google Public DNS」に置き換える場合、「方式」からDNSサーバーを自動取得しない設定を選択し、「DNSサーバー」に以下の内容を入力します。

  • 2001:4860:4860::8888,2001:4860:4860::8844


4.接続情報の表示

ネットワークを一旦切断し、再度接続します。
左上のネットワークインジケーターをクリックし、「接続情報」をクリックします。


5.DNSサーバーの確認

接続情報画面が表示されるので、設定を行った接続名が表示されているタブをクリックします。

以下のように、DNSサーバーに入力した内容が反映されているか確認します。


ネットワーク環境について

自分が利用しているネットワーク環境が「IPv4」を利用しているのか「IPv6」を利用しているのかよく分からない場合は、両方の設定を行えば良いです。

まだまだ多くの環境では「IPv4」が使われているかと思います。

ネットワーク設定について

上記で紹介した設定は、すべてのネットワーク環境を対象としたものではありません。
DNSサーバーの設定に関しては上記の通りで良いのですが、「方式」等ネットワーク全般の設定に関しては、各環境ごとに設定内容が変わります。

自分のネットワーク環境を確認の上、適切なネットワーク設定を行う必要があります。
現在インターネットに接続できているのであれば、設定をいつでも元に戻せるよう、その設定を控えておきましょう。


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