Linux kernelの脆弱性
2017年8月28日、Linux kernelにクラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされました。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3404-1 USN-3404-2 |
CVE-2017-7487 | Ubuntu 17.04 Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ |
USN-3405-1 USN-3405-2 |
CVE-2015-7837 CVE-2017-11176 CVE-2017-7495 CVE-2017-7541 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・任意コード実行 ・クラッシュ ・機密情報漏洩 ・セキュアブート回避 |
USN-3406-1 | CVE-2016-7914 CVE-2017-7261 CVE-2017-7273 CVE-2017-7487 CVE-2017-7495 CVE-2017-7616 |
Ubuntu 14.04 LTS | ・任意コード実行 ・クラッシュ ・機密情報漏洩 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3404-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3404-2: Linux kernel (HWE) vulnerability
- USN-3405-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3405-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3406-1: Linux kernel vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。