Waylandクライアントの初期サポートが含まれる
「Mir」にWaylandクライアントの初期サポートが含まれました。「Unity 8」プロジェクト無くなって以来「Mir 1.0」の目標が大きく変わり、「Mir 1.0」の目標にWaylandクライアントのサポートが含まれるようになりました。
First round of Wayland support
This is sufficient to
a) Not break unrelated tests, and
b) Provide enough protocol to run es2gears_wayland
c) Provide input support to Wayland clients.
This is sufficient to
a) Not break unrelated tests, and
b) Provide enough protocol to run es2gears_wayland
c) Provide input support to Wayland clients.
「es2gears_wayland」を「Mir」上で実行するためのプロトコルの提供や、WaylandクライアントにMir経由で入力サポートを提供する機能が実装されました。
また「Mir」に「MiAL」を組み込み、Mirサーバーを利用しやすくする仕組みの導入も行われています。
Mirは終わっていない
「Mir」プロジェクト自体は「Unity 8」プロジェクト無くなった今でも続いており、その主なターゲットはIoTデバイスとなっています。しかし「Unity 8」の後継プロジェクトである「Yunit」にとって「Mir」はまだ現役であり、Waylandクライアントのサポートは「Yunit」に大きなメリットをもたらすでしょう。
Mir 1.0のリリースはまだ行われていない
「Mir 1.0」は「Ubuntu 17.10」でのリリースを目標に作業が行われてきましたが、致命的な問題がいくつかあり、「Mir 1.0」のリリースはまだ行われていません。「Ubuntu 17.10」はすでにFeatureFreezeを迎えており、「Ubuntu 17.10」に合わせて「Mir 1.0」がリリースされるかどうか不明です。