Latte Dock
「Latte Dock」は、ウィジェットを追加可能なアプリケーションランチャーです。既存のパネルの代わりに「Latte Dock」を利用することも可能です。
「Latte Dock」は複数のドックを作成でき、各ドックを四隅に配置することができます。
設定項目も多く、また多機能なドックであり、多くのユーザーにお勧めできるアプリケーションランチャーです。
KDEプロジェクトの1つ
「Latte Dock」は「KDE」はプロジェクトの1つとして開発されており、「KDE」のプロセスに沿った開発が行われています。「Latte Dock」は「KDE Plasma」環境に綺麗に統合されたアプリケーションランチャーです。
Kubuntu Backports PPAから提供される
「Latte Dock」は「Kubuntu Backports」PPAから提供されるため、同PPAを導入する必要があります。Latte Dockをインストールするには
「Kubuntu 17.10」に「Latte Dock」をインストールする方法です。1.Kubuntu Backports PPAの導入
以下を参考にして「Kubuntu Backports」PPAを導入します。2.Latte Dockのインストール
「端末(Konsole)」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo apt install latte-dock
3.Latte Dockの起動
アプリケーションランチャーから「Latte Dock」を起動します。既存のパネルを削除しておけば、次回以降自動的に起動するようになります。
Latte Dockの設定を行うには
「Latte Dock」の設定画面を開くには、「Latte Dock」を右クリックして表示されるメニューから「Latteの設定」をクリックします。以下のように「Latte Dock」の設定画面が表示されます。
詳細な設定を行うには
右上の「Advanced」を有効にすると、更に詳細な設定を行えるようになります。ウィジェットの操作
設定画面を開いている間、ドック上に配置されているウィジェットの配置場所の変更やウィジェットの削除など、ウィジェットの操作をドック上で行うことができます。設定画面を閉じるには
設定画面は非アクティブになると自動的に閉じます。設定画面やドック以外の場所を適当にクリックすればOKです。
アプリを登録するには
ドックにアプリを登録する方法です。いくつか方法があります。
アプリを起動すると、そのアプリのアイコンがドック上に現れます。
アプリのアイコンを右クリックして表示されるメニューから「Pin」をクリックすると、アプリをドック上に登録することができます。
またデスクトップエントリーファイル(.desktop)をドラッグ&ドロップしても登録できます。
アプリケーションランチャーからアプリを登録
アプリケーションランチャーから直接アプリをドラッグ&ドロップし、アプリをドック上に登録することもできます。アプリの登録を解除するには
アプリのアイコンを右クリックして表示されるメニューから「Unpin」をクリックすれば、ドックからアプリの登録を解除できます。ウィジェットを追加するには
ウィジェットを追加するには、ドックを右クリックして表示されるメニューから「Add Widgets」をクリックします。以下のようにウィジェット一覧が表示されるので、追加したいウィジェットをドックにドラッグ&ドロップします。
以下のように、ウィジェットがドックに登録されます。