PowerShell Core v6.0.0-beta.8がリリースされました
2017年10月5日に「PowerShell Core v6.0.0-beta.8」がリリースされました。「PowerShell Core」は、「.NET Core」上で実装されている「PowerShell」のことです。
「PowerShell Core」はクロスプラットホームで提供され、「Windows」だけでなく「Linux」でも利用可能なシェルです。
現在は、β版での提供です。
PowerShell Coreの紹介
「PowerShell Core」の紹介は、以下を参考にしてください。リリースノートと変更点
リリースノートと変更点は、以下を参照してください。本リリースから、以下のOSが動作対象に含まれています。
- Ubuntu 17.04
- Debian 8(jessie)
- Debian 9(stretch)
いずれも64bit版が対象です。
またRed Hat系のOSに向け、単一のRPMパッケージの提供も行われています。
PowerShell Coreをインストールするには
「PowerShell Core」をインストールする方法です。ここでは例として「Ubuntu 17.04」にインストールします。
Ubuntu 14.04やUbuntu 16.04にインストールするには
「Ubuntu 14.04」や「Ubuntu 16.04」にインストールする方法は、以下を参照してください。1.認証鍵の登録
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | sudo apt-key add -
ダウンロードが完了したらそのままユーザーのパスワードを入力し、「エンター」キーを押してください。
パスワードの入力時、入力された内容は表示されないので注意してください。
問題なければ「OK」と出力されます。
2.リポジトリーの登録
以下のコマンドを実行し、リポジトリーを登録します。
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/17.04/prod.list | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list
3.PowerShell Coreのインストール
以下のコマンドを実行し、「PowerShell Core」をインストールします。
sudo apt-get update && sudo apt-get install -y powershell
4.PowerShell Coreの起動
インストールが完了すれば、以下のコマンドを実行し、「PowerShell Core」を起動することができます。
powershell