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最後の仕上げ

「Ubuntu 17.10」のリリースまで1週間を切りました。


開発チームは「Ubuntu Desktop」に最後の仕上げを行いました。


GNOME 3.26.1

以前紹介したように「GNOME 3.26.1」へアップデートされました。


これによりデスクトップ環境である「GNOME Shell」含む多くのGNOMEコンポーネントやコアアプリケーションが「GNOME 3.26.1」へアップデートされています。
「Ubuntu 17.10」を利用するユーザーは、最新の「GNOME」環境を利用することができます。

Ubuntu Dock

「Ubuntu Dock」は、デスクトップ画面の左端に配置されるアプリケーションランチャーです。


画面の左端でマウスのホイールをスクロールするとワークスペースを切り替える機能があります。
しかしこの機能(挙動)はデスクトップユーザーに混乱をもたらす機能であり、この機能は無効化されました。


推奨アクションの強調表示

推奨アクションのカラーリングが変更されました。

推奨アクションのウィジェットの背景色は緑色で表示されます。
ウィジェットは、コントロールなどUIを構成するパーツのことです。
推奨アクションは、そのUIにおけるデフォルトのアクション(動作・機能)、あるいはユーザーに推奨されるアクションのことです。

ファイル保存ダイアログの例

例えばファイルの保存時、ファイル保存ダイアログが表示されます。
ファイル保存ダイアログにおける推奨アクションは「保存」アクションであり、この機能を提供する「保存」ボタンの背景色が以下のように緑色で表示されます。


ボタンが無効化されている時は、以下のように表示されます。


ボタンが見づらかった

今までのデザインでは、アクションボタンはダイアログの下部に配置されていました。
「Ubuntu 17.10」では、アクションボタンが画面の上部に配置されます。
「Ubuntu」のデフォルトのテーマであるAmbiance/Radianceテーマでは、これらアクションボタンの視認性が悪く、ユーザーがボタンの存在に気付き難いという課題がありました。  

なぜ緑?

どの色を採用するのか多くの議論が行われました。
もちろんUbuntuのカラーであるオレンジ色や紫色の色調を変化させた色も検討されました。
最終的に「Ubuntu Touch」のカラーパレットにあった緑色が提案され、この色に決定されました。

タイトルバーのデザインの改良

アプリのウィンドウを最大化した時、トップバーのデザインとタイトルバーのデザインの組み合わせが美しくないとのフィードバックが寄せられました。
それを受け、タイトルバー(ヘッダーバー)のデザインが改良されました。

ウィンドウがアクティブな時とそうではない時でデザインが変わっています。

ウィンドウがアクティブな時

ウィンドウがアクティブな時は、以下のようにタイトルバーが窪むデザインになりました。


今までのデザインは、タイトルバーが膨らんだデザインでした。

ウィンドウが非アクティブな時

ウィンドウが非アクティブな時は、以下のようにフラットなデザインになりました。


WaylandセッションでUbuntuフォントが滲む問題の修正

WaylandセッションでUbuntuフォントが滲む(ぼやける)問題があります。


この問題は対処済みですが、あくまで一時的な対処であり、根本的な修正方法については調査中です。

GNOME Control Center(設定)のデザイン改良

GNOME Control Center(設定)のデザインが改良されました。
各設定項目の中にリスト形式で設定項目一覧を表示する設定があります。
このリストの背景色がグレーから白色に変更され、視認性が向上しました。



翻訳が反映されない問題の修正

「Ubuntu Dock」に表示されているアプリを右クリックすると、そのアプリに関するメニューが表示されます。


このメニューに対応した翻訳された文字列が存在するにも関わらず、その翻訳が反映されない問題がありました。


この問題が修正されました。

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