Ubuntu 16.04にSQL Server Integration Services (SSIS)をインストールするには
「Ubuntu 16.04」に「SQL Server Integration Services (SSIS)」をインストールする方法です。「SSIS」はデータソースから情報を抽出したり、データを加工や読み込み等を行うツールです。
SSISの使い方や機能
「SSIS」の使い方や機能は、以下を参照してください。- Extract, transform, and load data on Linux with SSIS
- Configure SQL Server Integration Services on Linux with ssis-conf
- SQL Server Integration Services
1.SQL Serverのインストール
先に「SQL Server」をインストールしておきます。「SQL Server」のインストール方法は、以下を参照してください。
2.SSISのインストール
以下のコマンドを実行し、「SSIS」をインストールします。
sudo apt-get install -y mssql-server-is
以上でインストールは完了です。
ツールにパスを通す
各ツールは「/opt/ssis/bin」にインストールされます。デフォルトではこのフォルダーにパスが通っていないため、以下のコマンドを実行しパスを通しておくと楽でしょう。
echo 'export PATH="$PATH:/opt/ssis/bin"' >> ~/.bashrc
パスを反映するため「端末」を再起動するか、以下のコマンドでを読み込み直してください。
source ~/.bashrc
SSISのセットアップ
「SSIS」のインストールが完了したら、「SSIS」のセットアップを行います。1.セットアップの実行
以下のコマンドを実行し、「SSIS」のセットアップを行います。
sudo /opt/ssis/bin/ssis-conf setup
セットアップ内容の詳細は、以下を参照してください。
2.エディションの選択
利用したい「SQL Server」のエディションを選択します。エディションごとに有料/無料及び機能が異なります。
エディションの違いについては、以下を参照してください。
無料で利用可能なエディションは、以下の3種類です。
- Evaluation(試用期限あり)
- Developer
- Express
利用したいエディションの数値を入力して「エンター」キーを押します。
ここでは例として「3(Express)」を入力しました。
3.ライセンスの同意
ライセンスの同意確認が行われるので、ライセンスに同意できるなら「yes」を入力して「エンター」キーを押します。4.言語の選択
言語を選択します。「日本語」なら「6」を入力して「エンター」キーを押します。