Netplanのパッケージ名変更
「Netplan」は、ネットワークの設定を抽象化する仕組みです。「Ubuntu」は、デフォルトで「Netplan」を採用しています。
Netplanとは
「Netplan」は過去に紹介していますので、以下を参考にしてください。- ネットワーク設定を見直すNetplanプロジェクト・ネットワーク設定の仕組みが変わる
- ネットワークの設定方法がNetplanに変わる
- Netplanがデフォルトに・Netplanはifupdownを置き換える
パッケージ名をnetplan.ioに変更
「Netplan」は今まで「nplan」パッケージで提供されていました。これが「netplan.io」パッケージに変更されました。
Netplanの公式サイト
「Netplan」の公式サイトが公開されました。「Netplan」の使い方含め、もっと「Netplan」に詳しくなりたい人は、公式サイトを参照すると良いでしょう。
「Netplan」の使い方を紹介したリファレンスだけでなく、サンプルも紹介されています。
さらにもっと詳しく知りたい人は
さらにもっと詳しく知りたい人は、以下からソースコードを参照できます。Netplanのテストの呼び掛け
「Netplan」の開発は継続して行われており、機能の追加や改善、不具合の修正が行われています。様々な改善
ブリッジデバイスのサポート改善や、OS起動時に特定のネットワークデバイスをオプション扱いにする機能が追加されています。オプション扱いにしたネットワークデバイスは、OS起動時に接続待ちになることはありません。
ドキュメントを充実させる作業も行われています。
Ubuntu 18.04でテストを
様々な改善が行われている「Netplan」ですが、来月リリースされる「Ubuntu 18.04」に向けてテストの呼び掛けが行われています。様々なユーザーの使い方や要望への適合も含め、より完成度を高めて行くには、テストやフィードバックが必要です。
不具合報告やフィードバックは、以下で受け付けています。
「Netplan」に関係する現象だが不具合かどうか判断がつかない現象でも、気にすることなく報告して欲しいとのことです。