Kali Linuxが利用可能に
2018年3月5日、「WSL」上で「Kali Linux」が利用可能になりました。「Kali Linux」は、ペネトレーションテストやセキュリティーの監査に焦点をあてたLinuxディストリビューションです。
WindowsストアからKali Linuxをインストールするには
事前にシステム要件を確認し、「Kali Linux」を利用できる環境かどうか確認しておきましょう。システム要件に加え、「Kali Linux」を利用するには事前に「WSL」をインストールしておく必要があります。
ここでは「WSL」のインストールと「Kali Linux」のインストールを分けて紹介します。
1.WSLのインストール
まず「WSL」のインストールから行います。すでに「WSL」をインストールしている場合、この手順を飛ばしてください。
「WSL」のインストール方法は、以下を参照してください。
2.Kali Linuxのインストール
次に「Kali Linux」をインストールします。2-1.Kali Linuxの検索
「Microsoft Store」を起動し、「Kali Linux」を検索します。2-2.Kali Linuxのインストール開始
以下の画面が表示されたら、「入手」ボタンをクリックします。2-3.Kali Linuxの起動
インストールが完了したら「起動」ボタンをクリックし、「Kali Linux」を起動します。コマンドプロンプトから「kali」で「Kali Linux」を起動することも可能です。
2-4.ユーザー名の入力
最初に「Kali Linux」のデプロイが行われるため、しばらく待ちましょう。デプロイが完了すると、以下の画面が表示されます。
「Kali Linux」で利用するユーザー名を入力します。
必ずしもWindowsのユーザー名と一致している必要はありません。
ユーザー名は英数字と一部の記号のみ利用可能です。
ユーザー名を入力したら「エンター」キーを押します。
2-5.パスワードの入力
「2-4.」で指定したユーザーのパスワードを設定します。パスワードを入力したら「エンター」キーを押します。
注意
入力したパスワードは表示されません。キーを押しても何も変化がないように見えますが、実際はちゃんと入力されているので注意してください。
2-6.パスワードの入力
確認のため「2-5.」で入力したパスワードと同じパスワードを入力します。パスワードを入力したら「エンター」キーを押します。
2-7.セットアップ完了
以上でセットアップ完了です。以下のように「Kali Linux」を利用できます。