UNetbootinでUbuntuのライブUSBメモリーを作成するには
「UNetbootin」でライブUSBメモリーを作成する方法です。「UNetbootin」はクロスプラットフォームのアプリであり、「Windows」上で「Ubuntu」のライブUSBメモリーを作成することができます。
また「UNetbootin」は、既存のパーティションを再利用できます。
ライブUSBメモリーの基本的な内容は、以下を参照してください。
1.事前準備
USBメモリーの用意やソフトウェアのダウンロードなど、ライブUSBメモリーの作成に必要な準備を行います。1-1.USBメモリーの準備
事前に2GB以上のUSBメモリーを1つ用意しておきます。1-2.ディスクイメージのダウンロード
「Ubuntu」のディスクイメージをダウンロードしておきます。ディスクイメージをダウンロードは、以下を参照してください。
フレーバーのライブUSBメモリーを作成する場合は、フレーバーのディスクイメージをダウンロードしてください。
1-3.UNetbootinのダウンロード
「UNetbootin」をブラウザーで開きます。「Downalod (Windows)」をクリックし、「UNetbootin」をダウンロードします。
2.USBメモリーのフォーマット
ライブUSBメモリーに使用するUSBメモリーのフォーマットを行います。2-1.パーティションの作成(任意)
USBメモリーにパーティションがない場合、事前に2GB以上のパーティションを作成しておきます。2-2.ドライブレターの確認
ライブUSBメモリーに使用するUSBメモリー(パーティション)のドライブレターを確認しておきます。(以下USBドライブと表記)このUSBドライブに「Ubuntu」を配置します。
2-3.パーティションのフォーマット
USBドライブを右クリックして表示されるメニューから、「フォーマット」をクリックします。フォーマットすると、USBドライブ内のデータが消去されるので注意してください。
以下の画面が表示されるので、「ファイルシステム」で「FAT」か「FAT32」を選択して「開始」ボタンをクリックします。
3.ライブUSBメモリーの作成
ライブUSBメモリーを作成します。3-1.UNetbootinの起動
「1-3.」でダウンロードした「UNetbootin」をダブルクリックして起動します。3-2.オプションの設定
「UNetbootin」が起動したら、「ディスクイメージ」を選択します。右側の「...」ボタンをクリックし、「1-2.」でダウンロードしたディスクイメージを選択します。
3-3.USBドライブの設定
「タイプ」で「USBドライブ」を選択し、「ドライブ」でUSBドライブのドライブレターを選択します。これで準備完了です。
「OK」ボタンをクリックし、ライブUSBメモリーを作成します。
3-4.ライブUSBメモリーの作成開始
以下のようにライブUSBメモリーの作成が開始されます。環境によってはライブUSBメモリーの作成完了まで時間がかかります。
処理が止まっているように見えても、実際には動作しています。
エラー画面が表示されない限り問題ありません。
3-5.作成完了
問題なく作成が完了した場合、以下の画面が表示されます。「終了」ボタンをクリックして完了です。