Linux kernelの脆弱性
2018年8月6日、パケット受信時に高負荷になる脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされました。「Linux kernel」内の「TCP」の実装に、パケット受信時に高負荷な処理を行うケースがあり、攻撃者はこれを利用してDoSを引き起こすことができます。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
---|---|---|
USN-3732-1 USN-3732-2 |
CVE-2018-5390 | Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。