Ubuntu 18.04.4 LTSのリリース日変更
「Ubuntu 18.04.4 LTS」のリリース日変更のお知らせです。来週リリースへ
「Ubuntu 18.04.4 LTS」のリリース日は、2020年2月13日に変更されました。日本時間では翌日になるでしょう。
延期の理由は、「Ubuntu Core 18」のテストで不具合が見つかったためです。
他のディスクイメージに問題は見つかっておらず、現状リリースに支障はありません。
ポイントリリースとは
「Ubuntu 18.04.4 LTS」のリリースはポイントリリースと呼ばれ、「Windows」で言うところのサービスパックに相当します。つまりそれまでのアップデートが含まれた状態でディスクイメージがリリースされます。
また「Ubuntu 18.04.2 LTS」以降のポイントリリースでは、新しい「Linux kernel」や「Xスタック」が提供されます。
ポイントリリースは、LTSリリースの「Ubuntu」にのみ設定されるリリースです。
慣例に従えばポイントリリースは、「Ubuntu 18.04.5 LTS」までリリースされるでしょう。
アップデートも可能
すでに「Ubuntu 18.04 LTS」を利用しているユーザーは、普段通りに「ソフトウェアの更新」からソフトウェアをアップデートしていれば、「Ubuntu 18.04.4 LTS」になります。「Ubuntu 18.04.4 LTS」では「Ubuntu 19.10」で採用されている「Linux kernel」と「Xスタック」が採用される予定です。
ただしオリジナル(GA)の「Linux kernel」とXスタックを利用している場合、新しい「Linux kernel」とXスタックを利用するなら、ユーザーが明示的にそれらのソフトウェアをインストールする必要があります。
サポート期間は変わらない
サポート期間は「Ubuntu 18.04 LTS」がリリースされてから5年です。従ってサポート期間に変化はありません。
サポートは2023年4月まで提供されます。
また3年間のサポートが提供されるフレーバーは、2021年4月まで利用可能です。
ローリングLTS Enablement Stackモデルの採用
「Ubuntu 16.04.2 LTS」以降、ローリングLTS Enablement Stackモデルが採用されています。新しい「Linux kernel」と「Xスタック」を利用する場合、約半年ごとにこれらのソフトウェアもアップグレードしていきます。