GRUB 2の脆弱性
2020年7月29日、UEFIセキュアブートを回避する脆弱性に対応した「GRUB 2」がリリースされました。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | アップデート提供OS |
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USN-4432-1 | CVE-2020-10713 CVE-2020-14308 CVE-2020-14309 CVE-2020-14310 CVE-2020-14311 CVE-2020-15705 CVE-2020-15706 CVE-2020-15707 |
Ubuntu 20.04 LTS Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 ESM |
Ubuntu Security Notice一覧
BootHoleとUbuntuの対応方針について
「BootHole」の対応と「Ubuntu」の対応方針に関する詳細及び最新情報は、以下を参照してください。- GRUB2 UEFI Secure Boot Bypass (aka There’s a Hole in the Boot/BootHole) (CVE-2020-10713)
- Mitigating BootHole – ‘There’s a hole in the boot’ – CVE-2020-10713 and related vulnerabilities
UEFI Revocation Listの更新が必要
本脆弱性の対応は、本アップデートによる「GRUB 2」のアップデートと、「UEFI Revocation List(dbx)」の更新が必要です。「UEFI Revocation List(dbx)」の更新は、後日リリースされるパッケージで対応される予定です。
アップデートを
上記の問題に対応した「GRUB 2」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「GRUB 2」のアップデートを行ってください。