Ubuntu Touchニュース
「Ubuntu Touch」及び「Lomiri(旧名:Unity 8)」を開発している「UBports」では、「Ubuntu Touch Q&A」にて「Ubuntu Touch」や「Lomiri」の開発状況を紹介しています。いくつかピックアップします。
Ubuntu Touch OTA-13
「Ubuntu Touch OTA-13」の開発作業が行われています。「Ubuntu Touch OTA-13」は、「Ubuntu Touch」の次期アップデートです。
リリース近づく
「Ubuntu Touch OTA-13」のリリース日はまだ明らかになっていませんが、「Ubuntu Touch OTA-13」のリリースが近づいています。QtWebEngine 5.14
「QtWebEngine 5.14」がマージされ、ブラウザーのUXが向上します。現在このマージは「devel」及び「rc」チャンネルで利用できるようになっています。
これにより新しい「Chromium」エンジンを利用できるようになり、セキュリティー及びパフォーマンスが向上します。
GLレンダラー
「PinePhone」でGLレンダラーが動作するようになり、ソフトウェアアクセラレーションよりも遥かに高速に動作するようになりました。ブラウザーの改良
テキストホックにより、テキスト要素やページ全体を自由に選択できるようになりました。またこれによりドキュメントやブラウザーテキストが同じツールセットを持つようになり、UIの一貫性が向上しました。
PineTab
「PineTab」向け工場出荷イメージの作成作業が完了しました。イメージからOSを起動するとタブレットモード(GUI)で起動し各種操作が可能です。
ただしタッチ機能のいくつかはまだ機能しません。
PinePhone
「PinePhone」のカメラが動作するようになりましたが、まだまだサポートには制限があります。フレームレートは3秒に1フレームであり、縦方向は正しい方向になりますが、横方向は逆向きになります。
また現時点では、2.1メガピクセルモードでのみ撮影可能です。
「Bluetooth」の切り替えに関する不具合が修正されました。
Ubuntu Touchとは
「Ubuntu Touch」は、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイス向けに最適化されたOSです。ユーザーのプライバシーと自由を尊重したOSです。
「Ubuntu Touch」は「Ubuntu」ベースのOSであり、「UBports」コミュニティーにより開発が行われています。
外部ディスプレイとキーボード、そしてマウスをモバイルデバイスに接続すれば、UIがデスクトップ向けのUIに変化し、デスクトップとして活用することもできます。
つまり1つのモバイルデバイスで、モバイル環境とデスクトップ環境を利用することができます。
「Ubuntu Touch」がサポートしているデバイスや、各デバイスで利用可能な機能及び制限は、以下を参照してください。