Ubuntu Touch OTA-13のリリース日変更
「Ubuntu Touch OTA-13」のリリース日が変更されました。Ubuntu Touch OTA-13のリリース日
「Ubuntu Touch OTA-13」は「Ubuntu Touch」の最新アップデートです。今後テストで特に問題が見つからなければ、2020年9月16日に「Ubuntu Touch OTA-13」がリリースされる予定です。
(日本時間では+1日程度見ておきましょう。)
小規模なリリースになる予定だったが
「Ubuntu Touch OTA-13」は小規模なリリースになる予定でしたが、現在プロジェクトボードには60を超えるアイテムがあり、大量の変更を含むリリースになります。そのためQA(テスト)で確認する項目が多くなり、より多くの時間を確保する必要が出てきました。
今回のリリース日変更は、これを受けたものになります。
QAのテスト項目のアップデートは2020年9月6日に行われ、RC版のアップデートは2020年9月9日に行われる予定です。
テストに協力するには
「Ubuntu Touch OTA-13」のテストに協力する方法は、以下を参照してください。ARM64/Halium 7のサポート
前回紹介したように「Ubuntu Touch OTA-13」では「ARM64」及び「Halium 7」のサポートが含まれています。「Halium 7」デバイスでは「Ubuntu Touch」のインストーラーを利用できるようになり、他のデバイスと同様に通常の方法でアップデートを受け取れるようになりました。
例えば「Xiaomi Redmi 4」や「OnePlus3/3T」はこの恩恵にあずかれます。
また「Nexus 6P」の対応も近々登場する予定です。
Halium 8/Halium 9の初期サポート
「Halium 8」と「Halium 9」のサポートも一部含まれていますが、まだ完全ではありません。QtWebEngine 5.14
「Ubuntu Touch OTA-13」には「QtWebEngine 5.14」が含まれています。他の「Qt」コンポーネントは以前のままですが、「QtWebEngine 5.14」の採用によりハードウェアアクセラレーションのサポートが大きく改善されます。
特に「PinePhone」ではこの改善が顕著に見られるでしょう。
また安定性や安全性(セキュリティー)も大きく改善されます。
不具合の修正とUIの改善
というわけで「Ubuntu Touch OTA-13」には、多数の不具合の修正とUIの改善が含まれています。アプリは起動時にスプラッシュスクリーンを提供し、欠けていた翻訳も盛り込まれています。