ドキュメントの改善に向けた取り組み
「Ubuntu」のドキュメントの改善に向けた取り組みが始まっています。ドキュメント
「Ubuntu」では公式サイトで「Ubuntu」のドキュメントを公開しています。またコミュニティー参加型のドキュメントサイトも提供されています。
他にも以下のようにドキュメントサイトが提供されています。
それぞれのドキュメントサイトには異なる目的・役割があるとは言え、ユーザーから見るといずれも信頼できる公式ドキュメントであり(またそのように見え)、検索結果にヒットしやすくユーザーはこれらのドキュメントに頼る機会が多いでしょう。
ドキュメントの宿命
ソフトウェアは時間の経過と共に仕様や機能が変化します。ドキュメントもそれに合わせて積極的に追従していくことが理想ですが、放置されてしまうこともしばしばあります。
ドキュメントのアップデートはコストを理解してもらえなかったり、十分に評価してもらえないなど、モチベーションを確保し辛い手間の掛かる作業であり、このような出来事はドキュメントの宿命でもあります。
特にカジュアルユーザー向けにドキュメントを提供する場合、説明を丁寧に記述し、また理解を促すため画像や動画を差し込むなど、コストが掛かる作業になります。
ドキュメントが古くなっている
ユーザーから「Ubuntu」のドキュメントが古くなっている、内容が上級者向けで難しいとの指摘がありました。もちろん新しい情報に追従しているドキュメントもあり、ドキュメントサイトによって管理プロセスが異なるため、一概にすべてのドキュメントが古くなっているというわけではありませんが、ユーザーから見れば全体がそのように見えてしまう事もあるでしょう。
またドキュメントサイトの目的や役割、プロセスがユーザーに伝わっていない場合、尚更そのように見えてしまうかもしれません。