debパッケージ版のPowerShell 7.2をインストールするには
debパッケージで提供される「PowerShell 7.2」を「Ubuntu」にインストールする方法です。PowerShell 7.2.0のリリース情報
「PowerShell 7.2.0」のリリース情報は、以下を参照してください。すでにPowerShell 7をインストールしている場合
すでにdebパッケージ版「PowerShell 7.1」をインストールしているユーザーは、「ソフトウェアの更新」から「PowerShell 7.2」にアップデートできます。作業上の留意点
「PowerShell」のインストール作業は「端末」で行います。コマンドを端末に貼り付けるには
クリップボードにコピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。パスワードの入力が促されたら
以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。
[sudo] ユーザー名のパスワード:
パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。
1.PowerShellのインストール準備
まずは「PowerShell」のインストール準備です。1-1.パッケージのインストール
「端末」から以下のコマンドを実行し、インストールに必要なパッケージをインストールします。
sudo apt install wget apt-transport-https software-properties-common
1-2.パッケージのダウンロード
「packages-microsoft-prod.deb」パッケージをダウンロードします。このパッケージは、「Microsoft」のリポジトリーを登録するためのパッケージです。
利用している「Ubuntu」のバージョンにより実行するコマンドが変わります。
Ubuntu 22.04 LTSを利用している場合
「Ubuntu 22.04 LTS」を利用している場合、「端末」から以下のコマンドを実行します。wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/22.04/packages-microsoft-prod.deb
Ubuntu 20.04 LTSを利用している場合
「Ubuntu 20.04 LTS」を利用している場合、「端末」から以下のコマンドを実行します。wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/20.04/packages-microsoft-prod.deb
Ubuntu 18.04 LTSを利用している場合
「Ubuntu 18.04 LTS」を利用している場合、「端末」から以下のコマンドを実行します。wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb
パッケージのダウンロードが完了すると
上記のコマンドを実行すると、以下のようにパッケージがダウンロードされます。1-3.パッケージのインストール
以下のコマンドを実行し、「1-2.」でダウンロードしたパッケージをインストールします。sudo apt install ./packages-microsoft-prod.deb
1-4.パッケージインデックスファイルの更新
以下のコマンドを実行し、パッケージインデックスファイルを更新します。
sudo apt update
以上で準備完了です。
パッケージファイルは削除可
「1-2.」でダウンロードしたパッケージファイルはもう不要ですので、削除しても良いです。2.PowerShellのインストール
「PowerShell 7.2.0」をインストールします。2-1.PowerShellのインストール
以下のコマンドを実行し、「PowerShell」をインストールします。
sudo apt install powershell
以上でインストール完了です。
PowerShellを起動するには
「PowerShell」を起動するには、以下のコマンドを実行します。pwsh