ワークスペースとワークスペースの操作方法
「Ubuntu」では動的なワークスペースにより、事前にワークスペース数を固定する必要がありません。もちろん事前にワークスペース数を固定することも可能です。
またワークスペースの活用により、作業効率を上げられるでしょう。
ワークスペース
動的なワークスペース含めワークスペースの説明については、以下を参照してください。アクティビティからワークスペースを操作する
アクティビティからワークスペースを操作する方法です。1.アプリのウィンドウ
ここでは例として「LibreOffice Calc」を新しいワークスペースに移動してみます。2.ウィンドウの移動
動的なワークスペースを利用している場合、自動的に新たなワークスペースがアクティビティ上に配置されています。ここに「LibreOffice Calc」のウィンドウをドラッグ&ドロップします。
3.新たなワークスペース
以下のように新しいワークスペースにウィンドウが移動します。4.ワークスペースの切り替え
アクティビティからワークスペースを切り替えるには、上部にワークスペース一覧が表示されるので、移動先のワークスペースをクリックします。左右に見えているワークスペースをクリックしてワークスペースを移動することも可能です。
余談ですがドックから実行中のアプリをクリックすれば、そのアプリが属するワークスペースに自動的に移動します。
ウィンドウメニューからワークスペースを操作する
ウィンドウメニューからワークスペースを操作する方法です。ウィンドウメニューにもワークスペースを操作する項目があります。
アプリのウィンドウを左右のワークスペースに移動できます。
動的なワークスペースを利用している場合、自動的に新たなワークスペースを作ることも可能です。
また「すべてのワークスペースに表示する」項目を有効にすれば、そのアプリのウィンドウがすべてのワークスペースに配置されるようになります。
キーボードからワークスペースを操作する
ワークスペースを操作するショートカットキーが設定されており、キーボードからワークスペースを操作することも可能です。ショートカットキーの設定画面
ワークスペースを操作するショートカットキーの確認やショートカットキーの変更及び割り当ては、「設定」の「キーボード」からできます。「ショートカットの表示とカスタマイズ」をクリックすれば、ショートカットキーの設定画面が表示されます。
後は以下のように「ワークスペース」や「workspace」と入力してワークスペース関連のショートカットキーを検索します。
既定のショートカットキー
既定のショートカットキーを紹介します。操作 | ショートカットキー |
---|---|
左のワークスペースに移動 | Super + Page Up |
右のワークスペースに移動 | Super + Page Down |
最初のワークスペースに切り替える | Super + Home |
最初のワークスペースに切り替える | Super + End |
ウィンドウを最初のワークスペースに移動 | Shift + Super + Home |
ウィンドウを左のワークスペースに移動 | Shift + Super + Page Up |
ウィンドウを右のワークスペースに移動 | Shift + Super + Page Down |
ウィンドウを一番最後のワークスペースに移動 | Shift + Super + End |
ちにみに「Super」キーとは「Windows」キーのことです。
「Ubuntu」は「Windows」ではないため、このような表現になっています。