NVIDIA GPUドライバーが自動削除の対象になってしまう不具合の解消へ
「Ubuntu 20.04 LTS」から「Ubuntu 22.04 LTS」へアップグレードすると、プロプライエタリーなNVIDIA GPUドライバーが自動削除の対象になってしまう不具合が解消されました。不具合報告
本件に関する不具合報告は、以下を参照してください。以前紹介した内容は、以下を参照してください。
アップデートを
本件に対応したアップグレードツールがリリースされてます。「ソフトウェアの更新」を起動してソフトウェアをアップデートしてください。
ちなみに変更点は以下のようになっています。
ubuntu-release-upgrader (1:22.04.13) jammy; urgency=medium
[ Simon Chopin ]
* Add a quirk to resolve an issue where the nvidia driver would get
suggested for autoremoval. (LP: #1955047)
[ Steve Langasek ]
* On upgrade to 22.04, detect the presence of pam_tally* in /etc/pam.d and
block the upgrade early, to avoid an abort from libpam-modules in the
middle of the apt upgrade. LP: #1977493.
* Run pre-build.sh: updating mirrors and translations.
他にも以下の不具合も修正されています。
アップグレードについて
現時点でまだ「Ubuntu 20.04 LTS」から「Ubuntu 22.04 LTS」へのアップグレードは提供されていません。今後近い内に「Ubuntu 20.04 LTS」から「Ubuntu 22.04 LTS」へアップグレードできるようになる予定です。
アップグレード可能になった後アップグレードを実行する場合は、必ず事前にすべてのソフトウェアをアップデートしておきましょう。