キーボードのテンキーでマウスカーソルを操作するには
「Ubuntu」ではキーボードのテンキーでマウスカーソルを操作することもできます。マウスが壊れてしまった時の一時しのぎにも活用できるでしょう。
マウスキー
キーボードのテンキーでマウスカーソルを操作する機能のことをマウスキーといいます。マウスキーの設定は「設定」アプリから行います。
「設定」アプリを起動したら左側の設定カテゴリー一覧から「アクセシビリティ」をクリックします。
そうすると以下のようにマウスキーの有効・無効を切り替える設定が表示されます。
この設定をオンにすれば、マウスキーが有効になります。
事前準備
まずキーボードにテンキーが必要になります。またマウスカーソルを操作する時は、キーボードの「NumLock」をオフにする必要があります。
「NumLock」がオンになっている場合、キーボードは通常のテンキーとして動作するようになります。
マウスカーソルの操作方法
「5」キーを除く「1」〜「9」のキーでマウスカーソルを移動できます。例えば「9」キーを押すとマウスカーソルが右上に移動します。
「5」キーは左クリック(主クリック)として動作します。
右クリックもしたい時は
「5」キーで右クリックもしたい時は、「クリック支援」機能を併用すると良いでしょう。「5」キーを押したままにすると、右クリックしてくれます。
「クリック支援」を有効にすると以下のように設定画面が表示されるので、「副ボタンのクリックの代替」を有効にします。
「認識するまでの間隔」で「5」キーを押しっぱなしにする時間を調整します。