2.インタラクティブモードで、トラックされているファイルをステージングエリアに追加する
インタラクティブモードで、トラックされているファイルを「ステージングエリア」に追加します。複数のファイルをまとめて「ステージングエリア」に追加することもできます。
2-1.コマンドの実行
「2」もしくは「u」キーを入力して「エンター」キーを押し、「update」コマンドを実行します。2-2.ファイルの一覧表示
以下のように、「ステージングエリア」に追加可能なファイルの一覧が表示されます。トラックされているファイルのみが表示対象です。
2-3.ファイルの選択
「ステージングエリア」に追加するファイルを選択します。ファイルの選択方法は後述の「ファイルの選択方法」を参考にしてください。
選択されたファイルには、一番左に「*」マークが表示されます。
2-4.ファイルをステージングエリアに追加
ファイルを選択したら、「Update>>」になにも入力せず「エンター」キーを押します。以下のように、選択したファイルが「ステージングエリア」に追加されます。
2-5.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。「master.txt」ファイルが「ステージングエリア」に追加されています。
ファイルの選択方法
コマンドによっては、操作対象のファイルを選択する画面が表示されます。ここではファイルの選択方法を紹介します。
1.特定のファイルを選択する
選択したいファイルの番号か、ファイル名の最初の文字(水色で表示されている文字)を入力し、「エンター」キーを押します。2.複数のファイルをまとめて選択する
複数のファイルをまとめて選択するには、選択したいファイルの番号か、ファイル名の最初の文字(水色で表示されている文字)を、スペース区切りかコンマ区切りで入力し、「エンター」キーを押します。3.複数のファイルを範囲でまとめて選択する
複数のファイルを範囲でまとめて選択するには、「ファイルの番号-ファイルの番号」で入力し、「エンター」キーを押します。例えば「2-4」と入力すると、 2,3,4番のファイルが選択されます。
また「2-」と入力すると、2番以降のファイルが選択されます。
4.区切りと範囲を組み合わせて選択する
「2.」と「3.」を組み合わせてファイルを選択することも可能です。例えば「2-5 7,9」と入力すると、2,3,4,5,7,9番のファイルが選択されます。
5.全てのファイルを選択する
全てのファイルを選択するには、「*」を入力し、「エンター」キーを押します。6.ファイルの選択を解除する
ファイルの選択を解除するには、頭に「-」をつけます。例えば「-*」と入力すると、全てのファイルの選択が解除されます。