5.インタラクティブモードでファイルの差分を作成し、差分をステージングエリアのファイルに適用する
インタラクティブモードでファイルの差分を作成し、差分を「ステージングエリア」のファイルに適用します。差分は、「ステージングエリア」のファイルと「ワーキングディレクトリー」のファイルの差分です。
以前紹介した「ワーキングディレクトリーにあるファイルとステージングエリアにあるファイルの差分を作成し、ステージングエリアのファイルに適用する」と同じ機能です。
差分の適用方法は、上記を参考にしてください。
ここでは、全体的な流れを紹介します。
5-1.コマンドの実行
「5」もしくは「p」キーを入力して「エンター」キーを押し、「patch」コマンドを実行します。5-2.ファイルの一覧表示
以下のように、差分の作成が可能なファイルの一覧が表示されます。5-3.ファイルの選択
「ステージングエリア」に追加するファイルを選択します。ファイルの選択方法は「ファイルの選択方法」を参考にしてください。
選択されたファイルには、一番左に「*」マークが表示されます。
5-4.差分の表示
以下のように、選択したファイルの差分が表示されます。差分の操作は、「ワーキングディレクトリーにあるファイルとステージングエリアにあるファイルの差分を作成し、ステージングエリアのファイルに適用する」を参考にしてください。
5-5.差分の編集
ここでは例として、以下の差分を適用します。5-6.差分の適用
選択したファイルの差分の適用がすべて完了すると、「patch」コマンドが終了します。5-7.ステータスの確認
「status」コマンドを実行すると、適用した「test.txt」ファイルの差分が「ステージングエリア」に追加されています。5-8.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。適用した「test.txt」ファイルの差分が「ステージングエリア」に追加されています。