タイトルとコマンドの設定
端末のウィンドウに表示されるタイトルや、コマンドを実行した時の動作に関する設定を行います。タイトル
初期のタイトル
端末のウィンドウに表示されるタイトルです。複数の端末をプロファイルで使い分ける際に、分かりやすいタイトルを設定しておくとよいでしょう。
端末からコマンドで指定した場合
ウィンドウに表示されるタイトルを端末から変更した時に、どのようにタイトルを表示するかを設定します。
以下のメニューから選択します。
例えば「xtitle -t ルート用」コマンドを実行した場合、
初期のタイトルを置き換える:ルート用
初期のタイトルの後に追加する:ルート用 - 端末
初期のタイトルの前に追加する:端末 - ルート用
初期のタイトルを保持する:端末
といった具合に表示されます。
コマンド
ログインシェルとしてコマンドを実行する
ログインシェルとしてコマンドを実行する場合は、オンにします。端末をアプリのように利用する場合は、オフのままで良いです。
よく分からなければ、オフのままで良いです。
コマンドを実行した時にログイン記録を更新する
端末を起動した時やNautilusからシェルスクリプトを起動した時に、ユーザーとその時間を記録します。
言い換えれば、端末の利用記録です。
ログイン記録は「last」コマンドで閲覧できます。
SHELLの代わりにカスタム・コマンドを実行する
端末を起動した時に実行するコマンドを指定します。例えば「ftp」と入力すると、以下のようにftpが実行されます。
「bash -c "ls -l"」 と入力すると、以下のようにls -lが実行されます。
SSHやFTP接続用のプロファイルを生成し、サーバに接続するコマンドを記述しておけば、
コマンドを打つ手間が省けます。
コマンドの実行が完了した時
シェルスクリプトやコマンドの実行が完了した時の動作を、以下のメニューから選択します。端末を終了する
端末を閉じます。コマンドを再起動
この選択肢は注意してください。コマンドやスクリプトの処理が終わったら、また同じ処理を繰り返します。
シェルスクリプトの内容によっては、永遠に処理がループし続けます。
通常これを選択するのは避けたほうが良いでしょう。
端末を開いたままにする
コマンドやスクリプトの処理が終わったら、その状態で待機します。シェルスクリプトの出力を確認したい場合は、この選択肢を選ぶとよいでしょう。