テキストの検索
正規表現でテキストを検索することができます。例としてトップノードからlsのノードメニューを探してみます。
検索開始位置は、現在カーソルがある位置です。
折り返して検索することはありません。
注意:
日本語環境だと、検索文字入力時のカーソル位置の表示がずれるため、
英語環境で実行しています。 (12.04、2012/7/5)
1.「s」キーを押して、検索文字を入力する
「s」キーを押すと、以下のように検索文字を入力できるようになります。下部に「Regexp search []」と表示されています。
ここに検索する文字を正規表現で入力します。
Regexpは正規表現を指します。
[]内の文字は、現在検索に使用している文字です。
今回は「\* ls」と入力します。(¥はバックスラッシュです。)
検索に限った話ではありませんが、
検索のように下部に何か入力を行う状態だと、ノードの移動等の操作ができません。
元の画面に戻りたい時は「Ctrl + g」キーを押します。
操作がキャンセルされ元の状態に戻ります。
2.「エンター」キーを押す
一度目の検索で「* ls」がヒットしました。
この状態で「エンター」キーを押せば、lsのノードに移動します。
もし検索した文字が見つからなかった場合は、
検索文字を入力したところに「Search failed.」と表示されます。
次・前に一致する文字列を検索する
引き続き検索する場合は、以下のキーを押すことで継続的に検索することが可能です。
次に一致する文字を検索する:「{」キーを押す
前に一致する文字を検索する:「}」キーを押す
インクリメンタルサーチ
インクリメンタルサーチも行えます。
前方に向かってインクリメンタルサーチする:「Ctrl + r」
後方に向かってインクリメンタルサーチする:「Ctrl +s」
上記の例と同じようにlsのノードメニューを探してみます。
カーソル位置を一番最初の行に移動して「Ctrl + s」キーを押します。
以下のように「Regexp I-search」と表示されます。
同じように検索する文字を入力します。
文字を入力するたびに、検索が行わていることが分かります。
検索した文字が見つからなかった場合は、「Failing Regexp I-search」と表示されます。
その場合は「バックスペース」キーを押して文字を削除し、もう一度入力するとよいでしょう。
通常の検索と同じように検索を中止したい場合は、「Ctrl + g」キーを押します。