ファイルの検索
シェルパターンや正規表現を利用して、指定されたディレクトリーからファイルの検索を行うことができます 。
ファイル検索画面を表示するには「Alt + ?(Shift + /)」キーを押すか、
「Command」メニューから「Find files」を選択します。
ファイル検索画面
以下の画面が表示されます。「上下カーソル」キーで項目を移動し、「スペース」キーで選択肢を選択します。
「エンター」キーで決定です。
また、「Alt + 青文字」がショートカットキーになっています。
例えば「Alt + f」キーで「Find recursively」が選択されます。
設定項目が多いので一つずつ見ていきます。
Start at:
検索するディレクトリーの指定や、検索から除外するディレクトリーの指定を行います。Start at
検索するディレクトリーのパスを入力します。絶対パスでも相対パスでもOKです。
検索ディレクトリーの入力履歴
一度入力したディレクトリーパスは履歴に保存されます。ディレクトリーパス入力部分にカーソルを合わせ「Alt + h」キーを押すか、
[^]をクリックすると以下のように履歴が表示されます。
「上下カーソル」キーで選択して「エンター」キーで決定します。
キャンセルする場合は、「F10」キーを押します。
Tree
「Tree」を選択すると、ディレクトリーの一覧が階層構造で表示されます。操作方法は、
「Ubuntu Midnight Commander その38 - ディレクトリーツリーを表示する」を
参考にしてください。
Enable ignore directories
検索から除外するディレクトリーを指定する場合は、このチェックをオンにします。すぐ下の項目に除外するディレクトリーを入力します。
複数のディレクトリーを指定する場合は、「:」(コロン)で区切ります。
除外ディレクトリーの入力履歴
一度入力したディレクトリーパスは履歴に保存されます。ディレクトリーパス入力部分にカーソルを合わせ「Alt + h」キーを押すか、
[^]をクリックすると以下のように履歴が表示されます。
「上下カーソル」キーで選択して「エンター」キーで決定します。
キャンセルする場合は、「F10」キーを押します。
File name:
ファイル名の検索条件を指定します。File name
ファイル名の検索条件を入力します。検索条件で利用できるワイルドカードは、「Using shell patterns」のオン・オフで変わります。
検索条件の入力履歴
一度入力した検索条件は履歴に保存されます。検索条件入力部分にカーソルを合わせ「Alt + h」キーを押すか、
[^]をクリックすると以下のように履歴が表示されます。
「上下カーソル」キーで選択して「エンター」キーで決定します。
キャンセルする場合は、「F10」キーを押します。
Find recursively
サブディレクトリーも検索します。Using shell patterns
チェックがオンの場合、検索条件にシェルパターンを利用できます。オフの場合は、検索条件に正規表現を利用できます。
Case sensitive
チェックがオンの場合、大文字小文字を区別します。オフの場合は、大文字小文字を区別しません。
All charsets
チェックがオンの場合、ファイル名を全ての文字コードで検索条件に適合するか確認します。オフの場合は、現在の文字コードで検索条件に適合するか確認します。
Skip hidden
チェックがオンの場合、隠しファイルは検索対象から除外します。オフの場合は、隠しファイルも検索対象にします。
Content:
ファイルの中身を検索対象にすることができます。その検索条件を入力します。
Content
検索する文字列を入力します。検索条件の入力履歴
一度入力した検索条件は履歴に保存されます。検索条件入力部分にカーソルを合わせ「Alt + h」キーを押すか、
[^]をクリックすると以下のように履歴が表示されます。
「上下カーソル」キーで選択して「エンター」キーで決定します。
キャンセルする場合は、「F10」キーを押します。
Search for content
チェックがオンの場合、ファイルの中身を検索対象にします。オフの場合は、ファイルの中身を検索対象にしません。
Regular expression
チェックがオンの場合、検索条件を正規表現で指定します。オフの場合は、通常の文字列として扱われます。
Case sensitive
チェックがオンの場合、大文字小文字を区別します。オフの場合は、大文字小文字を区別しません。
All charsets
チェックがオンの場合、全ての文字コードで検索条件に適合するか確認します。オフの場合は、現在の文字コードで検索条件に適合するか確認します。
Whole words
チェックがオンの場合、単語単位で検索します。First hit
チェックがオンの場合、検索条件に適合する箇所が見つかったら次のファイルの検索に移ります。
オフの場合は、ファイルの中身を全て検索します。