事前準備
リストアする前に事前準備を行います。パーティションのデバイスファイル
リストアするパーティションのデバイスファイルを調べておきます。ディスクユーティリティやGPartedで調べることができます。
パーティションテーブルのリストアは行わないため、
あらかじめパーティションを作成し、フォーマットしておきます。
またパーティションのサイズは、
リストア元のパーティションサイズよりも大きくしておきます。
リストアするパーティションサイズよりも大きいパーティションサイズを作成した場合、
残りは空き領域になります。
例えば作成したパーティションのサイズが100GBで、
リストアするパーティションサイズが10GBだった場合、
90GBがパーティションの空き領域になります。
バックアップイメージを保存したパーティションのデバイスファイル
バックアップイメージを保存したパーティション(ファイルシステム)のデバイスファイルを調べておきます。
ディスクユーティリティやGPartedで調べることができます。
サーバーにバックアップイメージを保存した場合
すでに紹介した「バックアップイメージの保存先にサーバーを指定する」と同じ手順で、サーバーに接続してください。
バックアップイメージからパーティションをリストア
バックアップイメージからパーティションをリストア(復元)します。1.〜8.
「ローカルディスクをリストアする」と同じです。9.処理内容の選択
バックアップや復元等の処理を選択します。パーティションをリストアするので、「restoreparts」を選択します。
選択したら、「エンター」キーを押します。
10.バックアップイメージの選択
バックアップイメージを選択します。ここで表示されるバックアップイメージは、
パーティションのバックアップをとったイメージになります。
選択したら、「エンター」キーを押します。
11-1.リストア先のパーティションの選択
リストア先のパーティションを選択します。選択したら、「エンター」キーを押します。
11-2.リストア先のパーティション選択(複数)
リストア先のパーティションを選択します。バックアップイメージに複数のパーティションが含まれる場合、以下の画面が表示されます。
「スペース」キーで選択のオン・オフを切り替えます。
選択されたパーティションには「*」印が表示されます。
リストア先のパーティションは、
バックアップイメージに保存されているパーティションを選択します。
例えば選択したバックアップイメージにsda1とsdb1のバックアップが含まれている場合、
選択できるリストア先のパーティションは、sda1かsdb1かあるいは両方のパーティションです。
sdc1やsdf1を選択することはできません。
選択したら、「エンター」キーを押します。