入力バーのスキン その2
前回の続きです。オーバーレイ画像
オーバーレイ画像を指定します。オーバーレイ画像について
オーバーレイ画像は、背景画像より前かつ入力ウィンドウに表示される文字の後ろに表示される画像です。画像について
ここで入力する内容は、画像のファイル名になります。このスキンのフォルダー内に画像ファイルを置き、その画像ファイルのファイル名を指定します。
画像のフォーマットはPNG形式です。
例
オーバーレイ画像にUbuntuのロゴを指定した例です。入力ウィンドウの中央に表示されています。
Overlay dock position
オーバーレイ画像の配置位置(左上描画原点)を以下のメニューから選択します。例について
以下の各メニュー項目選択時の画像は、Ubuntuのロゴを「オーバーレイ画像」に指定しています。画像のサイズは64x64ピクセルです。
左上
画像の描画位置は、入力ウィンドウの左上です。上
画像の描画位置は、入力ウィンドウの上中央です。右上
画像の描画位置は、入力ウィンドウの上中央です。左
画像の描画位置は、入力ウィンドウの左中央です。真ん中
画像の描画位置は、入力ウィンドウの中央です。右
画像の描画位置は、入力ウィンドウの右中央です。左下
画像の描画位置は、入力ウィンドウの左下です。下
画像の描画位置は、入力ウィンドウの下中央です。右下
画像の描画位置は、入力ウィンドウの右下です。Overlay X offset/Overlay Y offset
オーバーレイ画像の配置位置を調整します。Overlay X offset
「Overlay X offset」は横方向の調整値です。負の値を指定すれば、オーバーレイ画像が左に移動します。
正の値を指定すれば、オーバーレイ画像が右に移動します。
単位はピクセルです。
Overlay Y offset
「Overlay Y offset」は縦方向の調整値です。負の値を指定すれば、オーバーレイ画像が上に移動します。
正の値を指定すれば、オーバーレイ画像が下に移動します。
単位はピクセルです。
例
上記「Overlay dock position」の「真ん中」の例を利用して、画像を中心に配置するよう値を調整します。画像を中心に配置するには、「Overlay X offset」に「画像の幅 / 2」の負の値を入力し、「Overlay Y offset」に「画像の高さ / 2」の負の値を入力します。
画像のサイズは64x64ピクセルなので、それぞれに「-32」を入力します。
以下のようにオーバーレイ画像が入力ウィンドウの中心に表示されるようになりました。
カーソルの色
入力ウィンドウに表示されるカーソルの色を設定します。ボタンをクリックすると、色選択画面が表示されるので色を選択します。
黄緑
例として色を「黄緑」に設定すると、以下のようになります。位置あるいはプレエディットのオフセット
入力ウィンドウの一番上に表示される項目がヒントや情報、タイトルだった場合、その項目を表示する位置を設定します。単位はピクセルです。
縦方向に指定された数値だけ移動します。
以下の画像は、「50」を設定した時の入力ウィンドウです。
「Spell」アドオンによる入力ウィンドウの表示は、以下のように単語候補しか表示されないため、ここでの設定は反映されません。
位置あるいは検索テーブルのオフセット
単語候補などの項目を表示する位置を設定します。単位はピクセルです。
縦方向に指定された数値だけ移動します。
以下の画像は、「50」を設定した時の入力ウィンドウです。