メモリーリーク
「端末」を起動し「sudo」コマンドを実行すると、以下のように「no talloc stackframe at ../source3/param/loadparm.c:4864, leaking memory」が表示されます。Laucnhpad
このバグはすでに報告されているので、バグの内容は以下を参考にしてください。- memory leakage messages
- sudo no talloc stackframe at ../source3/param/loadparam.c:4831, leaking memory
原因
原因は「libpam-smbpass」のメモリーリークです。「libpam-smbpass」はSambaのユーザーアカウントとUbuntuのユーザーアカウントを結びつけるソフトウェアです。
バグの対応時期
このバグはUbuntu 14.04.1を目標に対応するとのことです。回避策
「libpam-smbpass」をアンインストールすればこの現象を回避できます。「libpam-smbpass」のアンインストール後、再度現象を確認すると、以下のようにメモリーリークのメッセージが表示されなくなります。
libpam-smbpassのアンインストールはおすすめしない
他のPCからアクセスできるように「フォルダーの共有」(Samba)を利用してフォルダーを共有している場合、注意が必要です。「libpam-smbpass」をアンインストールした場合、SambaのユーザーアカウントとUbuntuのユーザーアカウントの結びつけが行われなくなるため、Smabaのユーザーアカウントの管理を自分で行う必要があります。
このメッセージの表示やメモリーリークは通常の利用において致命的になることはないため、この不便さを考えれば、このバグは放って置くのが良いでしょう。