ドキュメントを印刷する
ドキュメントをプリンターで印刷します。「gedit」は、印刷を行う前にどのような印刷結果になるのか印刷をプレビューする機能があります。
印刷プレビューは、用紙サイズなどの印刷設定に影響を受けるため、まず印刷画面を表示し印刷設定を行うと良いでしょう。
印刷設定は印刷画面から行います。
1.印刷画面の表示
ツールバーの「印刷」ボタンをクリックします。もしくは「ファイル」メニューを開き「印刷」をクリックするか、「Ctrl + P」キーを押します。
2.印刷画面
以下のように印刷画面が表示されます。印刷画面の各設定は、「アプリの印刷画面について・全般タブの設定内容について」を参考にしてください。
ここでは「gedit」固有の設定を紹介します。
印刷設定を行ったら「印刷」ボタンをクリックします。
ドキュメントの印刷が行われます。
geditの印刷設定
印刷画面を表示し「テキストエディター」のタブをクリックすると、「gedit」の印刷設定が表示されます。強調表示
ハイライトモードの印刷設定です。強調表示を含めて印刷する
チェックをオンにすると、ハイライトモードで強調表示されているテキストを、強調表示された状態で印刷します。チェックをオフにすると、ハイライトモードなしの状態で印刷します。
強調表示が印刷に反映されない(2014/9/6)
Ubuntu 14.04の「gedit」で、「強調表示を含めて印刷する」が有効になっていても、強調表示されない状態で印刷されるバグが報告されています。行番号
行番号の印刷設定です。行番号を印刷する
チェックをオンにすると、行番号を印刷します。行番号の印刷に使用するフォントは、「フォント」で設定できます。
チェックをオフにすると、行番号は印刷しません。
行番号を付与する間隔
行番号を印刷する行間隔を指定します。例えば「1」を指定すると、すべての行に行番号が印刷されます。
例えば「3」を指定すると、3行毎に行番号が印刷されます。
テキストの折り返し
用紙サイズの印刷領域からはみ出したテキストの折り返しに関する設定です。テキストの折り返しを有効にする
チェックをオンにすると、テキストの折り返しを有効にします。チェックをオフにすると、テキストの折り返しを行いません。
印刷領域からはみ出したテキストは印刷されません。
単語を二行以上分割しない
チェックをオンにすると、テキストを折り返す際、単語の途中で折り返しを行わないように、折り返し位置を調整します。日本語の場合、単語を正しく認識できないため、この設定をオンにしても折り返し位置の調整は行われません。
チェックをオフにすると、折り返し位置の調整を行わず、テキストが印刷領域の端に到達した時点でテキストの折り返しを行います。
テキストの2行目を見ると、折り返し位置の調整具合が分かります。
ページヘッダー
各印刷ページの頭に、ファイル名やページ番号を印刷するかどうかの設定です。ページのヘッダーを印刷する
チェックをオンにすると、各印刷ページの頭にファイル名やページ番号を印刷します。チェックをオフにすると、ヘッダーを印刷しません。
フォント
印刷時に使用するフォントの設定です。本文
ドキュメントのテキストを印刷する時に使用するフォントです。ボタンをクリックすると、フォント選択画面が表示されるので、フォントやフォントサイズを選択します。
フォントの選択方法は、「フォント選択画面」を参考にしてください。
行番号
行番号を印刷する時に使用するフォントです。ボタンをクリックすると、フォント選択画面が表示されるので、フォントやフォントサイズを選択します。
フォントの選択方法は、「フォント選択画面」を参考にしてください。
ヘッダーとフッター
ヘッダーを印刷する時に使用するフォントです。ボタンをクリックすると、フォント選択画面が表示されるので、フォントやフォントサイズを選択します。
フォントの選択方法は、「フォント選択画面」を参考にしてください。