GMate
「GMate」は、「gedit」に様々な機能を追加するパッケージです。「GMate」をインストールすると、以下の機能が追加されます。
- プラグインの追加
- カラースキームの追加
- ハイライトモードのモードの追加(言語及びスニペットの追加)
「GMate」は、OS X用のアプリである「TextMate」が持つ機能の多くを「gedit」で実現します。
インストール
「GMate」のインストールです。1.PPAの追加
以下のPPAを追加します。すでにこのPPAを追加している場合は、この手順を飛ばしてください。
ppa:ubuntu-on-rails/ppa
2.インストール
「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動し、「gedit-gmate」で検索します。「インストール」ボタンをクリックします。
Advanced Find/Replaceプラグイン
「Advanced Find/Replace」プラグインは、文字列の検索や置き換えを行うプラグインです。複数のファイルから文字列の検索を行ったり、一括で文字列を置き換えることも可能です。
プラグインを有効にする
「Advanced Find/Replace」プラグインを有効にするには、設定画面の「プラグイン」タブで「Advanced Find/Replace」にチェックを入れます。Advanced Find/Replaceの設定画面の表示
「Advanced Find/Replace」を利用する前に、「Advanced Find/Replace」の設定を確認しておくと良いでしょう。「Advanced Find/Replace」の設定は、「Advanced Find/Replace」の設定画面から行います。
Advanced Find/Replaceの設定画面の表示
「検索」メニューを開き、「Advanced Find/Replace Settings」をクリックします。Advanced Find/Replaceの設定画面
「Advanced Find/Replace」の設定画面です。Background color / Foreground color
検索にヒットした文字列の強調表示に関する設定です。「Background color」は文字列の背景色です。
「Foreground color」は文字列の文字色です。
それぞれカラーボタンをクリックすると、以下のように色選択画面が表示されます。
色の選択方法については、「色選択画面」を参考にしてください。
設定例
「Background color」と「Foreground color」の設定例です。以下のようになります。
Root Follow Filebrowser
「Options」の「Directory follows current doc」のチェックをオフにした時に「Directory」に入力される、デフォルトのパスの設定です。チェックをオンにすると、「ファイル参照パネルプラグイン」のドキュメントルートがデフォルトの設定として「Directory」に入力されます。
チェックをオフにすると、「Directory」のフォルダー選択画面で選択したフォルダーがデフォルトの設定として「Directory」に入力されます。
注意
「Root Follow Filebrowser」のチェックをオフにした場合は、以下の現象が発生します。「Directory」のフォルダー選択画面で一度もフォルダーを選択していない状態で、「Directory follows current doc」のチェックをオフにした際、エラーが発生し、「Directory」の設定が変更されません。
エラーが発生しても「Directory」の設定に有効なパスが入力されていれば良いので、文字列の検索や置き換えを行う前に、「Directory」に有効なパスが入力されているか確認しましょう。
Keep History of patterns
「Advanced Find/Replace」画面で入力された文字列の履歴を保持するかどうかの設定です。チェックをオンにすると、履歴が保持されます。
チェックをオフにすると、履歴が保持されず、「gedit」を終了すると履歴は全て削除されます。
ただし、「ブックマーク」は履歴扱いではないため、常に保持されます。