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Linux Mint 18 KDE Editionのβ版

「Linux Mint 18 KDE Edition」はQAをパスし、今週末にβ版がリリースされるとのことです。



3つの大きな違い

他のエディションと比較し、「Linux Mint 18 KDE Edition」には大きな3つの違いがあります。

1.ディスプレイマネージャー

「Linux Mint 18 KDE Edition」では、ディスプレイマネージャーに「SDDM」を採用します。
他のエディションでは、ディスプレイマネージャーに「MDM」を採用しています。

2.デスクトップ環境のパッケージ

「Linux Mint 18 KDE Edition」では、デスクトップ環境に「KDE」を採用しています。
「Linux Mint 18 KDE Edition」では、「KDE」パッケージのバージョンを固定せず、また、「Linux Mint」チームによるメンテナンスも行いません。

代わりに「Kubuntu Backports PPA」を利用し、常に新しい「KDE」を継続的にユーザーに提供します。

3.X-Appの非採用

「Linux Mint 18 KDE Edition」では、「X-App」を採用しません。
デスクトップ環境標準のアプリケーションを提供します。

他のエディションでは、「X-App」を採用しています。

他のエディションと違う理由

他のエディションと異なる理由です。

KDEは広範囲に統合されたデスクトップ環境

「KDE(Plasma 5)」は他のデスクトップ環境と比較すると、非常に規模の大きいデスクトップ環境です。
規模が大きいというのは、システムの設定からアプリケーションまで広範囲に渡り統合されたデスクトップ環境であるということです。

Bluetoothなどのハードウェアの管理や、ロケールなどのシステム設定は、「KDE」という枠の中で完結するぐらい多種多様な機能を提供しています。

またこれらの機能は、「KDE」が提供するアプリケーションとも連携して動作するように設計されており、ユーザーの多くが満足する多機能なアプリが数多く提供されています。

「KDE」が提供しているアプリは「Qt」フレームワークを利用して作成されており、一貫性のあるUIを提供します。

この点は他のデスクトップ環境と大きく異なる点です。

Plasma 5の安定性の問題

「Linux Mint 18 KDE Edition」では「Plasma 5」を採用しますが、まだ「Plasma 5」は十分に安定しているとは言えない状況です。

また頻繁にバージョンアップした「Plasma 5」のリリースが行われ、不具合の修正や機能の追加及び改善が行われています。
バージョンアップはユーザーの利用に可能な限り影響が出ないように、変更や修正が行われます。

そのため、他のエディションとは異なり上記のような違いを採用しています。


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